世界興行収入が10億ドルを突破し、2019年最大の注目作となっている映画『アクアマン』が、いよいよ2月8日(金)より日本公開されます。

海と陸はひとつの世界-映画『アクアマン』2019年2月8日(金)公開!

映画のストーリー
人間として育てられたアーサーは、海底王国アトランティスの末裔にして、あらゆる海の生物と意思疎通のできる男「アクアマン」。人類を超えるテクノロジーと巨大モンスター軍を持つアトランティス帝国が、地上征服のために侵略を始めたとき、彼がとる行動は・・・。
⇒映画『アクアマン』公式サイト


アクアマンは、海底の巨大な帝国アトランティスと、人間としての地上の世界の両方にルーツをもつヒーロー。

水中で呼吸や会話ができたり、超速で水中を泳ぐことができたり、海の生き物を自分の味方にできたりと、私たちダイバーからすると何とも羨ましい能力を持っており、映画でもその能力を生かして大活躍します。

公開に先駆けてマスコミ向けの試写を見てきましたが、“水中のスターウォーズ”とも評されるスケール感の大きさに圧倒。アクアマンの活躍にドキドキワクワクし、夫婦・親子・兄弟それぞれのヒューマンストーリーに涙し、海の環境問題についても考えさせられるなど、もりだくさんの内容でエンディングまであっという間でした。主人公のアクアマンはもちろんのこと、王女メラをはじめとする個性豊かなキャラクターも魅力的。個人的にはヴィラン(悪役)のブラックマンタと彼の乗る潜水艇にもダイバー心をくすぐられました。

海と陸はひとつの世界-映画『アクアマン』2019年2月8日(金)公開!

何より驚かされるのが、水中世界のリアルな描写。登場人物の髪が水の中でたなびく様子や、海の生き物たちのディテールが丁寧に描かれており、大画面で見ると、自分がまるで水中にいるかのような気分になります。本作を手がけたジェームズ・ワン監督によると、水中の描写は『Planet Earth』や『The Blue Planet』といったドキュメンタリーを参考にしており、モーションキャプチャーやバーチャル・プロダクションなどの革新的な撮影技術をふんだんに使用しているとのこと。また、過去の作品ではごく短いシーンにしか使われることのなかった“ドライ・フォー・ウェット(濡れのためのドライ撮影)”というテクニックを用いて、乾いた状態で、水濡れ状態を映し出しているそうです。もちろん実際の水も多く使われ、巨大なサブマリンのセットを建設して、サブマリンを水タンクの中へ沈めるなど、撮影には多くの労力がかけられています。

海と陸はひとつの世界-映画『アクアマン』2019年2月8日(金)公開!

ダイバーであれば、そのこだわりの世界観に引き込まれること間違いなしの映画となっていますので、皆さんもぜひ映画館でご覧ください。

映画『アクアマン』は2019年2月8日(金)より全国公開です。
⇒映画『アクアマン』公式サイトはこちら

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