映画「海獣の子供」 2019年6月7日(金)公開!

第38回日本漫画家協会賞優秀賞、第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞に輝き、独特の描画表現で読者を魅了する漫画家・五十嵐大介の作品を、映画『鉄コン筋クリート』で第31回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞したSTUDIO4℃が劇場アニメ化した映画『海獣の子供』が2019年6月7日(金)より全国公開されます。


●ストーリー
自分の気持ちを言葉にするのが苦手な中学生の琉花は、夏休み初日に部活でチームメイトと問題を起こしてしまう。母親と距離を置いていた彼女は、長い夏の間、学校でも家でも自らの居場所を失うことに。そんな琉花が、父が働いている水族館へと足を運び、両親との思い出の詰まった大水槽に佇んでいた時、目の前で魚たちと一緒に泳ぐ不思議な少年“海”とその兄“空”と出会う。

琉花の父は言った――「彼等は、ジュゴンに育てられたんだ。」

映画「海獣の子供」 2019年6月7日(金)公開!

明るく純真無垢な“海”と何もかも見透かしたような怖さを秘めた“空”。琉花は彼らに導かれるように、それまで見たことのなかった不思議な世界に触れていく。三人の出会いをきかっけに、地球上では様々な現象が起こり始める。夜空から光り輝く彗星が海へと堕ちた後、海のすべての生き物たちが日本へ移動を始めた。そして、巨大なザトウクジラまでもが現れ、“ソング”とともに海の生き物たちに「祭りの<本番>が近い」ことを伝え始める。

“海と空”が超常現象と関係していると知り、彼等を利用しようとする者。そんな二人を守る海洋学者のジムやアングラード。それぞれの思惑が交錯する人間たちは、生命の謎を解き明かすことができるのか。
“海と空”はどこから来たのか、<本番>とは何か。

これは、琉花が触れた生命(いのち)の物語。


映画「海獣の子供」 2019年6月7日(金)公開!

メインキャストの安海琉花役に芦田愛菜、海役に石橋陽彩、空役に浦上晟周、アングラード役に森崎ウィンと話題の若手を揃え、さらには稲垣吾郎や蒼井優、渡辺徹、田中泯、富司純子といった実力派個性俳優も参加するなど、声優陣の豪華さでも話題の本作。さらには主題歌に、かねてから原作に惚れ込んでいた米津玄師がこの映画のために書き下ろした新曲「海の幽霊」が決定するなど、高い注目を集めています。

↑『海獣の子供』予告映像 第2弾

ひと足早く試写会におじゃまして鑑賞してきましたが、その映像の美しさに感動! 海の中の描写もとてもきれいで、大画面で見るとまるで自分も海の中にいるかのような気持ちよさを感じることができます。そこに映画音楽界の巨匠・久石譲が手がけた音楽が加わることで、世界観がさらにアップ。映画のキャッチコピーとなっている「一番大切な約束は、言葉では交わさない」という作品テーマにも通じる、言葉にはできない何ともいえない感覚に浸ることができるはずです。

ぜひ皆さんも映画館で、その独特の世界観に浸ってみてはいかがでしょうか?

⇒映画『海獣の子供』公式サイトはこちら

映画「海獣の子供」 2019年6月7日(金)公開!

©2019 五十嵐大介・小学館/「海獣の子供」製作委員会

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