毎年6月を「オリンパス環境月間」と定め、「森林・河川・海における水の循環」をテーマに、2012年から海の生態系保全を目指したサンゴの植え付け活動を実施している《オリンパス》。今年で8回目となる「未来に残したい海 プロジェクト in 沖縄」が、去る2019年6月8日(土)のワールドオーシャンズデイ(世界海の日)に実施されました。

《オリンパス》「未来に残したい海」プロジェクト in 沖縄」でワールドオーシャンズデイにサンゴの植え付けを実施しました!

梅雨の真っただ中ということもあり、海況が心配されましたが、当日は時折晴れ間も見える良いコンディション。今回のプロジェクトの運営をサポートするPADI5スターIDリゾート《マリーンプロダクト》の2隻のボートに分かれ、サンゴの植え付け場所へと向かいました。

船上でサンゴ植え付けの手順のレクチャーを受け、グループごとにいざ海の中へ。まずはサンゴの苗の土台と、植え付ける場所をしっかりと磨きます。その後、サンゴの苗を固定するためのボンドをスタッフから受け取り、指示された場所にサンゴの苗を設置。最後にカゴをかぶせてサンゴの苗を保護します。

皆さん、慎重にサンゴの苗を扱いながら、周囲の環境にもしっかりと配慮し、無事に設置が完了。今年はオリンパス創立100周年を迎えるということもあり、前日のスタッフによる事前植え付けと合わせて100株、サンゴの苗を植え付けました。このサンゴがこれから立派に育っていくことを願っています。

翌日は、《オリンパス》の人気機種「Tough TG-5」を使った撮影会を実施。ケラマ諸島まで足を延ばし、《マリーンプロダクト》のスタッフによるガイドのもと、クマノミをはじめとする人気生物の撮影にチャレンジ。初めてTG-5を使った人も、その撮影のしやすさに感動し、水中撮影の楽しみにはまったようです。

また、6月8日(土)がワールドオーシャンズデイということもあり、2日間のダイビングを通して、水中クリーンナップも実施。今回潜った場所は、普段からダイバーがゴミを拾っていることもあり、あまりゴミは目立ちませんでしたが、それでも漁具の破片やペットボトルなどが沈んでおり、きちんと除去することができました。

《オリンパス》「未来に残したい海」プロジェクト in 沖縄」でワールドオーシャンズデイにサンゴの植え付けを実施しました!

今回のイベントには、オリンパスのスタッフ有志に加え、抽選で選ばれた一般ダイバーの計27名が参加しましたが、和気あいあいとした雰囲気で、2日間をとおして皆さんとても楽しく過ごすことができたようです。こうした環境貢献活動が、さらに盛り上がっていくといいですね。

●写真・文/鴫谷隆(PADI)

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