沖縄は日本が世界に誇るダイビング天国。年間を通して温かい海は、サンゴにとって生息しやすい環境となっており、約400種ものサンゴが生息しています。「沖縄でダイビングしたいけど、どのエリアを選んだらいいか分からない」という方のために、今回は沖縄本島からアクセスしやすいエリアを紹介します!

恩納村(沖縄本島)

沖縄本島のダイビングポイントの多くは西海岸に位置しており、その中でも多くのダイバーを魅了して止まないのが恩納村。 さっそく恩納村のおすすめポイントを見ていきましょう。

万座ドリームホール

恩納村の中部、万座エリアの中で最も有名なのが万座ドリームホール。 水深25mの真っ暗な横穴を抜けた先の真っ青な世界は圧巻です。 幾度観ても飽きることはありません。

ホーシュー

名前の由来は「Horseshoe」、馬の靴、蹄鉄という意味です。 水深40mからそびえる蹄鉄に似た大きな根が、ドロップオフの眼下に見えます。 水深6mの棚上からいきなりの断崖は迫力満点! まるで水中を飛んでいるかのような浮遊感が楽しめるでしょう(高所恐怖症の方はご注意を!)。 運が良ければ、カマストガリザメが近づいてくることも。

なかゆくい・クロスライン

万座エリアに通うダイバーは地形派だけではありません。 生物も非常に充実してます。 ピグミーシーホースは体長3mm! 水草に寄り添うニシキフウライウオやカミソリウオを探しつつ、トウアカクマノミと記念撮影ができます。 タツノイトコやタツノハトコと戯れている横を、アオウミガメやマダラトビエイが通るミラクルなシーンに出会えるかも。

真栄田岬・青の洞窟

ダイバーでなくても耳にしたことのある超有名ポイント。 『青の洞窟は人が多くて…』と言う人もいますが、早朝の空いている時間に潜れば青の世界を独り占めできます。  洞窟以外にも『沖の根』や『ツバメの根』は、フォト派も満足のウミウシ天国、お隣のポイント『山田沖』はクマノミ天国です。onnason1

写真提供:ダイブコーヴィー

チービシ諸島

那覇からの日帰りで、手軽にボートダイビングを楽しみたいという方におすすめなのがチービシ諸島。 沖縄本島よりダイビングボートで、片道約20分ほどで到着できます。 カラフルなお魚たちと戯れるフィッシュウオッチダイブはもちろん、真っ白な砂地での癒し系ダイブ、洞窟やアーチをくぐるアドベンチャーダイブ、ドロップなどダイナミックな地形を眺めるドリフトダイブなど、多様なダイビングが楽しめるでしょう。

慶伊瀬島(けいせしま)

神山島、クエフ島、ナガンヌ島の3つの無人島から構成される海域には、ポイントが点在しています。 おすすめポイントは神山島の神山ラビリンス。 迷宮のような洞窟が多いことからラビリンス(迷宮)と呼ばれています。 洞窟に差し込む光がなんとも幻想的です。

ナガンヌ島

ウミガメが好きな方は、ナガンヌ島の桟橋前がおすすめ。 このポイントには多くのウミガメが生息しており、『亀の家』と呼ばれる大岩では、よくウミガメが昼寝をしています。 ナガンヌ島のウミガメはサイズが大きく、逃げ足も速いため、気づかれないようにゆっくり近づいてみてくださいね。

阿嘉島(慶良間)

ケラマ諸島に属する阿嘉島は、リピート率の高いダイブスポット。 沖縄本島から高速船で約50分ほどで到着です。阿嘉島には美しいサンゴや砂地から、ダイナミックなドロップオフなど、素晴らしいポイントが点在し、短い移動距離でさまざまなダイビングが楽しめます。 それでは阿嘉島のおすすめポイントを見ていきましょう!

佐久原(サクバル)魚礁

阿嘉島のシンボルでもある 佐久原 (サクバル)奇岩群のすぐわきにあるポイントです。水深30メートルに積み重なった魚礁ブロックはとても幻想的。 ハゼ類も多くマクロ派にもお楽しみいただけるでしょう。 阿嘉港から近いのも魅力の一つです。 1回潜っただけでは物足りない、何度でも潜りたくなるポイントです。

ひずし沖

白化現象やオニヒトデの異常発生により壊滅的な状態となった慶良間のサンゴ礁ですが、近年、サンゴの復活が進んできてます。 その中でも阿嘉島エリアのサンゴは素晴らしく、視界いっぱいに広がるコーラルガーデンは感動そのもの。 「これぞケラマの海!」と感じさせてくれます。

うふたま

まるで海の中の宝石箱。 小さな根にキンメモドキ、スカシテンジクダイ、ケラマハナダイ、キンギョハナダイなど様々なお魚が密集していて賑やかでとても絵になります。 まわりは真っ白な砂地が広がりガーデンイールがニョキニョキといます。ウミガメの遭遇率もとても高いので、ぜひ潜ってみて下さいね。

久米島

島全体が県立公園に指定され、豊かな自然が守られている久米島。サンゴで出来た白砂の無人島「はての浜」で有名な久米島は、北川がドロップオフ、南側が真っ白な砂地が広がるスポットになっており、異なる水中景観が特徴です。 ダイバーのあらゆる夢を叶えてくれる夢の地・久米島のおすすめスポットはこちらです。

マンタステーション

マンタファンは必潜のポイント。 マンタの遭遇率がかなり高く、タイミング次第でマンタトレインや、ブラックマンタにも会えるミラクルポイントです。最大水深も18m以下で潜れるので、初心者の方でも安心です。

イマズニ

島の北東にある港から船で5分ほどの距離にある「イマズニ」。 南東のポイント「トンバラ」と並ぶ、久米島の2大ビッグポイントのひとつです。 ギンガメアジのトルネードやホソカマスの群れなど、迫力満点の一枚が期待できます。 夏から秋にかけて、個体のサイズと数も大きくなるので見ごたえ抜群です!

また、イマズニではネットで「可愛い!」と話題になったパンダガイコツホヤも見られます。 角度を変えると、いろんな表情が撮れるので写真映え間違いなし。マンタ・ハンマー・クジラと並んで、冬の久米島の風物詩となっているパンダガイコツホヤ。 ぜひ会いに行ってみて下さいね!

⇒詳しくはお気軽に沖縄のPADIダイブショップまでお問い合わせください。

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