ダイバーの皆さんに質問です! いざ自分がレンズの向こう側の被写体になったとき、皆さんはどんなポーズを撮っていますか?「気付いたらいつもピース…」という方も、もしかしたら多いのではないでしょうか?

カメラを向けられると反射的にピースをしてしまうのは国民性かもしれませんが(笑)たまには違うポーズもトライしてみたくありませんか?ということで今回は、いくつか水中ポーズをご紹介します!


I am Okay」ポーズ

ダイバーの定番ポーズ!ポーズに困ったらまずは「I am Okay」サインをしてみましょう!

a diver doing okay sign underwater

「シャカ」ポーズ

「シャカ」ポーズは、ハワイの文化に由来する手のジェスチャーで、親指と小指を立てた状態で他の指を曲げるポーズです。このポーズは「リラックスしよう」や「ありがとう」、「問題ないよ」などのポジティブな意味を持ち、親しみやすさや友情、リラックスした気持ちを表現するためによく使われます。アロハな雰囲気が写真からも伝わるはずなので、水中でも使ってみて下さい!

underwater shaka

ハートポーズ

両手で作るハート、親指で人差し指をクロスして作るハート、顎下ハート、片思いハートなどなど、バリエーションが豊富なハートポーズ。

今回は、バディと作るハートポーズをご紹介。一見簡単そうに見えますが、きれいなハートを作るのがなかなか難しい!自分たちが思っているよりもぎゅっと近付くことがポイント。写真だと間に隙間があるように見えてしまい、不仲説がでてしまうかも?(笑)

two female divers making a herat with thier hands underwater

投げキッス

写真だけでなく、映像撮影にもおすすめのポーズ。片手を口元に軽く当て、その手をカメラに向かって優雅に送り出すようにします。ゆっくりと動かすことで、投げキスの動作がよりエレガントに見えます。息を吐きながら投げキスをすると、バブルが手の動きに沿って流れ、動きが強調されます。泡を巧みに操れば幻想的な一枚が撮れるかも。

underwater kiss from thailand
Photo: Alex Baackes

ザ・スムーチ

スムーチとは英語で「熱烈なキス」を意味します。大切な人と水中で写真を撮る際は、ぜひこの「レギュレーター越しのキス」ポーズをお試しください♪

underwater kiss on camera

綱渡り風ポーズ

アンカーラインを使ってこんなポーズも!?他のダイバーの安全停止の邪魔にならないように気を付けて。

a diver tightrope walking using anchor line.
PADIフォトコンテスト2022受賞作品 @nao.k_dive(Instagram)

禅ポーズ

座禅を組んで、瞑想しているようなポーズをとります。水中の静寂を活かし、心を落ち着かせた姿を表現。リラックスした雰囲気が魅力的です。

two padi peak performance buoyancy divers practice hovering underwater in the ocean

息を合わせて、グループフォト

水中での集合写真撮影は、意外と難しい。肩寄せ合うときのバランスがうまく取れなかったり、排気の泡だらけになったり…文字通り、息をぴったり合わせれば、仲良しレベルMAXな瞬間を収めることができます!

four divers taking underwater selfie with gopro

周囲に目を向けることもお忘れなく

さまざまな水中写真のアイディアを紹介しましたが、カメラを向けられてすぐにポーズを決めるのではなく、周りの様子を見てからポーズを取りましょう。
もしかしたらカメラマンは近くを泳いでいる動物とあなたのツーショットを撮ろうとしているかもしれません。そんなときは故意にキメポーズをとるのではなく、近くにいる生き物に優しい目線を送ることで自然で素敵な一枚が撮れるはずです。

sea turtle swimming with a diver in Tokunoshima
PADIフォトコンテスト2022受賞作品 @fukuinobuhiko (Instagram)

写真写りがよくなるアドバイス

水中で美しい写真を撮るためには、ポーズだけでなく、いくつかのテクニックと注意点を押さえておくことが重要です。ここでは、水中で写真映りが良くなるためのアドバイスをいくつかご紹介します。

  • 色の薄いマスクと明るい色を避けた装備を身につけることで、海のカラフルな生き物がより際立ち、良い写真が撮れます。
  • ダイビングアクセサリーをきちんとまとめましょう。写真写りが悪くなるだけでなく、サンゴなどを気付かないうちに傷つける可能性があります。
  • 泡をコントロールしましょう。泡が重要な被写体パーツの妨げになることがあります。
  • マスクが曇らないようにしましょう。顔の半分を覆うマスクが曇ると、表情がわかりにくくなり写真の質が落ちます。

いかがでしたか?

今度レンズを向けられたとき、ぜひ活用してみてくださいね!

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