グレート・バリア・リーフは世界を代表する「自然の驚異」。 宇宙からでも確認できるほど広大で、世界有数の美しいサンゴや海洋生物の宝庫になっています。 オーストラリアを訪れるなら、そのサンゴ礁は絶対に見逃せません。
グレート・バリア・リーフは、信じられないほど豊富な種類の海洋生物が生息しているだけでなく、この地域でしか見られない自然現象もたくさんあります。 ミンククジラの観察やサンゴの産卵をこの目で観たい…ザトウクジラやジュゴンと泳ぎたい…そんな夢を抱いていませんか？ あなたの夢、グレート・バリア・リーフで叶えられます。 そしてそれらはグレート・バリア・リーフの楽しみ方のほんの一部にすぎません。
サンゴと海の生き物
活気に満ちたサンゴ礁を探索し、色鮮やかな「魚たちの雲」の中を泳ぐ… そんな夢を思い描いたことはありませんか？ グレート・バリア・リーフをスノーケリングやダイビングで散策すると、まさにそんなひと時があなたのものに。 “生命力”と“色彩”にあふれた海の世界をご堪能ください。
グレート・バリア・リーフには、1,500種以上の魚、134種のサメやエイ、30種以上の海洋哺乳類、（全世界7種のうち）6種のウミガメが生息しています。 それだけに限らず、サンゴの種類も実に豊富で、ハードコーラルの種類は、なんと驚きの411種！ 1981年にユネスコ世界遺産に登録されて以来、グレート・バリア・リーフは海洋公園として保護され、繁栄と成長を遂げています。
サンゴの産卵
サンゴの産卵を目にしたことはありますか？ サンゴは産卵時、何百万もの小さな細胞を噴出し、濃いピンク色の滑らかな物体を形成します。この現象は夜間にのみ発生し、その光景はまさに「水中の花吹雪」。その結果、赤、黄、オレンジの「雲」が流れ、ゆっくりと水面へと上昇し、そこで受精プロセスが始まります。非常に興味深く、美しい瞬間であり、グレート・バリア・リーフのハイライトのひとつです。 満月の後、水温が上昇した10月または11月にのみ、1年に1回だけ起こる現象であり、1週間という短期間なので、ぜひお見逃しなく。最新情報は、PADIダイブショップまでお問い合わせください。
こちらの動画からサンゴの産卵の様子をご覧ください：
ミンク・クジラとダイビング
外礁とリボン・リーフで、ドワーフ・ミンク・クジラと一緒にダイビングを楽しみませんか？ 6月と7月の間は遭遇率がとても高く、ミンク・クジラはグレート・バリア・リーフのダイビングにおける最大の目玉のひとつです。 グレート・バリア・リーフは、ミンク・クジラを間近で感じられる、地球上でも数少ない場所なのです。
サメ
グレート・バリア・リーフでのダイビング中には、雄大な海の生物を目にすることができます。 他の海洋生物と同じように、サメが休憩し、群れをなし…日々の生活を営む様子が観察できるでしょう。 運が良ければ、小さめのカマストガリザメ、オグロメジロザメ、はたまた、大きめのシュモクザメ、イタチザメ、またはヨゴレなどなど、1ダイブで様々な種類のサメに出会うことができます。 決して怖がることはありません。 サメは、あなたが思うよりもずっと臆病なのです。 サメがサンゴ礁を回遊する姿を見れば、その優雅な動きに心を奪われることでしょう。
ウミガメ
ゆっくりと休む姿、水中を飛ぶように泳ぐ姿…そんなウミガメを見ているだけで、心の底から癒しを感じることができます。 古来より生息するウミガメは、人間よりはるかに長い寿命を持ちます。 ウミガメに出会うたびに、その生命の神秘に魅了されるでしょう。 グレート・バリア・リーフでは、アオウミガメ、オサガメ、タイマイ、アカウミガメ、ヒラタウミガメ、ヒメウミガメの6種類のウミガメが生息しています。
サンゴ礁に生息する魚たち
豊かな色彩とあふれる生命の力ーそれらを満喫できるのがグレート・バリア・リーフです。 イソギンチャクに隠れるクマノミから、巨大なハタ、ナポレオンフィッシュまで、様々な魚に出会えるチャンス。 運が良ければ、美しいサンゴ礁の壁の周りを泳ぐアオブダイ、翼足類、クロハギ、フエダイ、シキシマハナダイなども見られます。 グレート・バリア・リーフのダイビングスポットは全て活気にあふれ、そこに生息する生命体に魅了されずにはいられないでしょう。
エイ
グレート・バリア・リーフでは、サンゴ礁の上やクリーニングステーションの周りを漂うエイや、砂の中に身を隠すエイの姿が見られます。マンタからアカエイまで、素晴らしい生き物たちが目の前を通り過ぎるたびに、感嘆せずにはいられないでしょう。
豆知識 : レディー・エリオット島は、マンタ・ダイビングを楽しむ最高の場所のひとつです。
憧れの生き物に会いに行く準備はできましたか？ グレート・バリア・リーフの最新ダイビング情報については、お気軽にPADI ダイブショップまでお問い合わせください。