My PADI storyとは、ダイビングによって人生が変わった人々の物語。今回の主人公の名前は、レオ・モラレス。
PADIの歴史には、ダイビングによって人生が一変した人々がたくさんいますが、レオ・モラレス・セルバンテスのような印象的なケースはその中でも特筆すべきものです。私たちはレオに、逆境に打ち勝った彼の物語をPADIダイバー仲間たちと分かち合い、なぜ彼が自分を「ダイビングができる」と考えたのか、そして彼にとって「My PADI」とは何かを語ってもらった。
PADIダイバーになるきっかけ
銀行で10年ものキャリアを持つLeoは、バンカーとしての将来が約束されたエリート人生を歩んでいた。
しかしある日、すべてが一変した。がんが発覚したのだ。治療のため、Leoは右足の切断を決意した。
幸い命は取り留めたが、彼は10年間勤めていた銀行を辞め、それまで築き上げたものをすべて失った。
受け止めがたい残酷な現実を前に、Leoは自らの命を絶つことも試みた、が、運命はそれを許さなかった。
さらなる人生の転機が彼を待っていたのだ。
そしてそのきっかけとなったのが、ダイビング。
「水中では、限界も障害もない。」
両足を持つ人と同じように泳ぎ、同じように浮遊感を楽しめる。
初ダイブ後、再び水面に姿を現したLeoは、まったく違う何かに生まれ変わっていた。
そして新たな人生の目標を見つけたのだ。
「PADIは自分の境遇を哀れむことを止め、目の前の困難に真正面から立ち向かう力を与えてくれました。」
初めてのダイブから3年後、LeoはPADIオープン・ウォーター・スクーバ・インストラクターの資格を取得した。
しかしこれはLeoのストーリーの終わりではない。
彼のストーリーは始まったばかりだ。
LeoはPADIテクニカル・ダイバー認定取得、PADIテック・レック・インストラクター資格取得を経て、複数の世界新記録樹立を成し遂げる。
2012年:ハンディキャップダイバーのディープ・ダイビング新記録樹立-125m
2013年:最長水中移動距離新記録樹立-15,600m(リブリーザー・システムを使用し、水中に8時間以上滞在)
そしてLeoは今、PADIアンバサダイバーとして、ダイビングが彼の人生を救ったように、ダイビングで人々の人生を変えることに努めている。
彼のダイビングの挑戦は、まだまだ終わらない…
あなたにとって「My PADI」とは何ですか?
My PADIは世界をより良くすること。
My PADIは新しい自分を発見したこと。
My PADIは私の人生を変え、人々の人生を変えること。