海は世界の人々の生活を支える重要な基盤のひとつであり、その海の健康は我々の日々の行動によって大きく左右されます。世界中のPADIダイバー、PADIインストラクター、PADIダイブセンターとリゾートのグローバルネットワークを駆使し、PADIは海が抱える重要な問題と我々の生活品質の改善に大きな影響を与えることを目標にしています。国連の「持続可能な開発目標14、海の豊かさを守ろう」(海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する)などのグローバルな取り組みを支援することで、ダイバーの声を世界に広め、海の環境に変化をもたらしたいと考えています。
PADI のPresident/CEOであるDrew Richardsonは「PADIはより良い世界の構築に努めることを約束します。ダイバーをサポートし、彼らをPADIファミリー及びダイビングと関係するグローバル問題と繋げることで、PADIはより良い世界の構築を後押しし、環境に変化をもたらす強力な促進剤になることでしょう。もし世界中のダイバーをそれぞれのエリアでより有効に動員することができたならば、著しい変化をもたらすことができるでしょう。」と話しています。
PADIは企業の社会的責任プログラムであるFour Pillars of Change(変化へ向けての4本の柱)を通して、グローバルな取り組みを支援し、変化の促進剤になることを約束します。これは2016年11月に導入されたプログラムで、社会的・環境保護のブランド活動のプラットフォームとして機能し、PADIにとって有効的な持続可能プログラムを開発する重要なステップと言えるでしょう。
海の健康の柱:PADIはより多くの海洋保護区(MPAs)の設立を支援する組織と、海洋ゴミなど、地球の未来を脅かす問題の解決に取り込む組織とパートナーシップを結びます。また、これからもプロジェクトAWAREと共に海洋ゴミ回収に取り組み、ダイブ・アゲインスト・デブリなどのプロジェクトAWAREスペシャルティ・コース及びプログラムを通して、ダイバーを動員していきます。
海洋生物保護の柱:サメやマンタの保護の声を広め、人々の海の環境問題に対する意識を上げることで、生物多様性保護を後押しします。プロジェクトAWAREのサメとマンタの保護に関する取り組みを支援し、ダイバーがAWAREシャーク・コンサベーション(サメの保護)・スペシャルティ・コースに参加することを推奨します。
人とコミュニティの柱:世界最大のスクーバ・ダイビング教育機関として、ダイビング・インフラストラクチャーとダイバーの教育に力を注ぎ、持続可能を優先した考え方を育み、地域社会の発展を促進します。
癒しと健康の柱:逆境、病気、苦難を克服し、ダイビングの癒しの力を証する素晴らしいストーリーをお伝えします。 多くの人がダイビングによって未来への希望を見出しています。PADIはもっと多くの人に精神的及び身体的に、同様な変化と癒しをもたらす影響を与えることを目指しています。
Four Pillars of Changeは、ダイバーが関心を持つ活動の情報を提供するプラットフォームです。他の専門組織と提携することで、世界に影響を与え、持続的な変化をもたらすことが期待できます。
PADIファミリーは世界に良い影響を与える可能性を秘めています。PADIは組織及び数多くの個人として、引き続き人々に影響を与える対話を最優先し、目標を実現するために努めます。
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