ダイバーとして、私たちは皆、水中で安全に楽しむためのダイビングに重要な知識やスキルを学びました。オープン・ウォーター・ダイバーとして認定された後も、さらにダイビングの楽しむ幅を広げ、スキル向上のために、PADIアドバンスド・オープン・ウォーター・ダイバー・コースを受講された方も多いと思います。しかし、PADIレスキュー・ダイバー・コースまで進み、修了した人はPADIアドバンスド・オープン・ウォーター・ダイバー・コースに比べ、多くありません。

PADIレスキュー・ダイバー・コースは、水中でのトラブルを予防・管理する方法を学び、ダイバーとしてのスキルに自信を持てるようになるためのものです。興味深いことに、多くのレスキュー・ダイバーが、今まで受講した中で一番やりがいのあるコースはレスキュー・ダイバー・コースだといいます。レスキュー・ダイバー・コースを受講するべきか、まだ迷っているのなら、この6つの重要な理由を読んでみてください。


1. ダイビングのスキルと水中での自信を向上させる

PADI®レスキュー・ダイバー・コースは、「難しくもありながら、最も達成感のあるコース」とダイバーたちに評されていますが、それには十分な理由があります。その理由は、問題解決スキルが自然に身につくまで練習することで、より良いバディになれるからです。これらのスキルは、水上と水中の両方で試され、あなたが自信を持って完了できるようになるまで続けます。この過程であなたは間違いなく、水中での自信を付けられます。

Hawaii - Rescue Diver Course Student

2. 水中ナビゲーションのスキルの向上

ナビゲーションは、なかなかコツをつかめない人もいる難しいスキルの一つです。レスキュー・ダイバー・コースでは、水中でのナビゲーション、サーチ、リカバリーの方法を学びながら、ナビゲーションスキルを訓練します。コース期間中に何度も練習し、PADIインストラクターは、あなたがどんな視界でもナビゲーションできるようにします。

ナビゲーション・スキルを身に着ければ、自分がどこにいて、どこに向かっているのかがわかるので、頼りになるダイバーになれるはずです。水中ナビゲーションの練習では、観察力を高め、水中でのコンパスのより精度を高めた使い方を身に着けるができます。このコースを受講して、自分の進むべき道を見つけることを楽しんでください。


3. PADIレスキュー・ダイバーは緊急事態にも対応できる力を身に付ける

Boat Rescue - Emergency Situation - Oxygen

ダイビング中に起こりうる緊急事態については、誰もが学んだことがあるはずです。しかし、実際に緊急事態が発生したときにどうすればいいか、自信を持って言えますか?そこで、レスキュー・ダイバー・コースが必ずその場面で役に立ちます。レスキュー・ダイバー・コースにはエマージェンシー・ファースト・レスポンス・コースの一次・二次ケア(CPRとファーストエイド)も組み込まれています。

EFR(エマージェンシー・ファースト・レスポンス)トレーニングは、レスキュー・ダイバー・トレーニングと共に、生命を脅かす緊急事態が発生してから救急隊が到着するまでの間に何をすべきかを学びます。緊急時に他の人を助けるために必要な8つのスキルを学びます。マネキンを使ってCPRや、包帯や負傷箇所の固定などを練習など、ロールプレイングの中で、スキルを実践しながら習得していきます。


4. ダイブマスターコースの受講資格

もしあなたがさらに次のステップに進み、ダイビングを仕事にする「プロになる」ことに興味があるなら、PADIダイブマスターコースを目指しましょう。レスキュー・ダイバー・コースは、水中ガイドとして活躍することもできるダイブマスターになる前に修了しなければならないコースです。 レスキュー・ダイバー・コースで学んだスキルと知識は、ダイブマスター・トレーニングの基礎となります。

PADIダイブマスターコースは、リーダーとして、ダイビング活動の指揮をとることを学びます。知識開発セッション、スキルの練習やとワークショップ、そして実践的な評価を通して、様々なスクーバダイビングのアクティビティを企画・運営するスキルを身につけます。PADIダイブマスターコースを修了すると、黒く光る認定カードを獲得できます。


5. よりよいダイブバディになろう

バディスポーツであるダイビングでは、一緒に潜る仲間への信頼が欠かせません。経験とトレーニングを積むほど、信頼できるバディになれるでしょう。レスキューダイバーとして、自分自身はもちろんやバディがストレスを感じる状況にも自信を持って対応できるようになります。また、レスキューコースでは、周囲や環境への意識を高めるためのレッスンが含まれています。インストラクターから、周りのダイバーに注意を払う方法を学び、スキルを徹底的に練習することで、ダイビング中の視野が大きく広がります。もう自分自身や浮力、エア消費量だけに集中する必要はなく、レスキューダイバーの認定を取得すると、周囲に気を配り、他のダイバーをサポートする自信とスキルを身につけることができます。


6. PADIレスキュー・ダイバー・コースは面白い!

レスキュー・ダイバー・コースは真面目に取り組むべきコースですが、とても面白いと思えるコースでもあります。様々な救助のシナリオに刺激を受けながら、たくさんの知識を自分のものになっていくことを実感できるでしょう。集中した学習の合間には、インストラクターや他の生徒との交流や絆が生まれ、大好きなダイビングがもっと楽しくなること間違いありません。


さあ、ダイビングの次のレベルへと進める準備ができましたか?

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