AWARE(日本)のパートナー、NPO法人 海さくらの今年第一回目となる第207回ごみ拾い活動が、1月18日(土)に晴天の片瀬海岸で実施されました。
この日は、天の采配か、風も穏やかで活動には絶好の環境。削られた砂浜には、石やガラス片、釘などが姿を現し、まさに危機一髪。
実は珍しいことではないのですが、注射器なんてのも落ちているのです。
週末の海岸には、運動部と思しき学生たちが汗を流したり、小さな空手家たちが寒稽古に励んだりする姿が見られます。裸足で運動や稽古をする彼らの安全も脅かされる状況です。
「せっかくごみが出てきたなら、みんなで拾っちゃおうぜ!」
そんな掛け声のもと、参加者たちの手で、砂浜は少しずつ笑顔の広がる場所へと生まれ変わっていきます。
挑戦の連続、そして20年目の新たな一歩
2005年に始まった「海さくら」の活動。今年で節目の20年目を迎えます。「目指せ!日本一楽しいごみ拾い!」という合言葉のもと、押し付けがましくなく、誰もが「自分ごと」として海を守る楽しさを知る――そんな活動を貫いてきました。昨年末には5代目のアマモを江の島の海に植え、海に森を育む挑戦も続けています。
AWARE(日本)では、2012年のナショナルジオグラフィックチャンネルのイベントをきっかけとし、海さくらの応援を続けています。
未来を紡ぐ、砂浜と海の物語
継続は力なりという言葉がありますが、私たちが目指すのは、ただ続けるだけではありません。海に森をつくり、砂浜にごみがない状態を次世代へと紡ぐこと。これが私たちの描く未来像です。
2025年、新たな希望とともに、私たちはまた歩みを進めます。次はあなたも、片瀬海岸でごみと一緒に「楽しさ」も拾い集めませんか?
参加人数:261人
可燃ごみ:13袋/不燃ごみ:5袋/ビン、缶、ペットボトル:1袋/釘:たくさん
次回は、2025年2月15日(土)、第208回 海さくらごみ拾い
10:00~11:30(受付 9:30〜)
※ 参加ご希望の方は、こちらより詳細のご確認・事前申し込みをお願いします(締切 2025年2月14日(金))。
※ 雨天決行/荒天中止