ダイビング中、もっとも頼りにする器材のひとつがダイブコンピューター。深度、潜水時間、NDL(無減圧潜水時間)、浮上速度など安全に潜るために必要な情報を、リアルタイムで正確に知らせてくれるダイバーの相棒です。
ところが、ダイブコンピューターはインストラクターに言われたから装着しているけれど、ガイドについていくだけだから水中では見ていない、という方も中にはいるのではないでしょうか。
しかし同じグループで潜っていても、一人ひとりの深度の変化、浮上速度、安全停止に入るタイミングなどはかなり異なります。だからこそダイブコンピューターを個別に使用し、自分で管理することが重要なのです。
ダイブコンピューターを購入するとき、機能の多さやデザインも気になりますが、いちばん重要なのは「水中でどれだけ見やすいか」 という点に行き着きます。
水中は、光が揺れたり、暗かったり、マスク越しで見え方が変わったりと、陸上とはまったく違う環境。だからこそ “ひと目で読める” 視認性 が大切になってきます。
また、ベテラン世代のダイバーにとっては、加齢とともにダイビング管理はより慎重になる必要がある中、衰えゆく視力でもちゃんとダイブコンピューターの情報を読み解けることが大切になります。
この記事では、ダイバーならぜひチェックしておきたい「見やすいダイブコンピューターの特徴」 をわかりやすくまとめました。これから購入を考えている方にも、買い替えを検討している方にも役立つ内容です。
ディスプレイが大きくて、文字が大きい
ダイコンの“見やすさ”を決める、最もシンプルでわかりやすいポイントがディスプレイの大きさです。
ディスプレイが大きければ、表示される数字や文字も必然的に大きくできるため、水中でもひと目で読み取りやすくなります。
カラー表示で、重要情報に気づきやすい
最近はカラー表示のダイブコンピューターが増えており、視認性は各段に向上しています。
たとえば、「NDLが少なくなると色が変わる」、「警告が赤で強調される」など、数字だけでは分かりづらい変化も、色の違いがヒントになることで、より直感的に状況を判断しやすくなるのが特徴です。
日本語でも表示できるモデル
意外と見落としがちなのが、表示言語の見やすさ。英語表記のままでも問題はありませんが、「潜水時間」「深度」「残圧」などが日本語で表示されるモデルは、ひと目で何を示しているか理解しやすく、ダイコンの“見やすさ”に確実に貢献します。
バックライト液晶
水中は暗くなったり、逆に強い日差しで画面が反射して見えにくくなったりと、光の条件が大きく変わります。こうした環境でも数字をはっきり読み取れるよう、バックライト付きの液晶は大きな助けになります。
暗い場所ではしっかり光り、明るい場所でも文字がくっきり見えるため、どんな時でも表示が安定して読みやすいのが特徴です。実用性も高いです。


今回紹介した“見やすいダイブコンピューターに大切なポイント”を、しっかり押さえているモデルのひとつがSHEAWATER PEREGRINE TX です。
大きくて色鮮やかな画面は水中でも視認性が高く、項目の配置もシンプルで見やすいデザイン。
操作も直感的で、多くのダイバーにとって使いやすい仕様になっています。
さらにオプションのトランスミッターを加えればシリンダーの残圧も同じ大型画面の中で一目で管理でき、その快適さと安心感は計り知れません。
また、近年多くのダイブコンピューターにデジタルコンパスが内蔵されていますが、PEREGRINE TXは大画面に表示されるため、その実用性も高いです。
ダイブコンピューターにはさまざまな機能がありますが、水中で瞬時に読み取れる“見やすさ”は、安全にも快適さにも直結する大切な要素です。
大きな画面、読みやすい表示、直感的に理解しやすいデザイン。こうしたポイントを押さえて選ぶことで、ダイビング中の安心感がぐっと高まります。これからダイコンを選ぶ方も、買い替えを考えている方も、ぜひ「自分にとって読みやすいか」をひとつの基準にしてみてください。見やすいダイブコンピューターは、あなたのダイビングをもっと楽しく、もっと安全にしてくれます。


