12月20日(土)、PADI AWARE(日本)のパートナーであるNPO法人 海さくらによる、2025年最後のごみ拾いが行なわれました。
今回は、年の瀬の風物詩となった「お笑いビーチクリーン」でした。

笑いがあれば、行動は続く

「お笑いビーチクリーン」は、眉間にシワをよせず、嫌なことを無理やりやらされているのではなく、いかにごみ拾いを楽しむか楽しめるか!?という、「目指せ!日本一楽しいごみ拾い」を合言葉に掲げている、NPO法人 海さくらの信念から生まれた、年末ならではの特別企画。
義務感ではなく、遊び心を忘れずに。楽あればこそ、継続あり――そんな哲学が、このイベントには息づいています。

海さくら代表の古澤氏は毎年、自らに問いかけるといいます。「本当に楽しめたのか」「心から笑えたのか」と。
だからこそ年内最後は、理屈抜き。
腹の底から笑い、海と向き合う一日として、このイベントが続けられてきました。

芸人×海×爆笑の化学反応

今年は5組の芸人の皆さん、海洋戦士シーセーバー、そして多くの参加者が集結。ごみ拾いで浜をきれいにしたあとは、ネタ披露に足つぼチャレンジ、海への叫び――。
芸人さんの鋭いツッコミも入り、会場は終始、笑声不断の空気に包まれました。

ジャンボコロッケ
(さかもとしろう/つじもと)
ギフト☆矢野
ロビンソンズ
(北澤/山崎)
ぽんぽこ
(そえじまひでき/高木ひとみ◯)
虹の黄昏
(野沢ダイブ禁止/かまぼこ体育館)
芸人の皆さん

小さな積み重ねが、景色を変える

2025年は、楽しいことばかりではなかったかもしれません。
それでも今日、「海への叫び」でほんの少しだけでも、悲しさやつらさを海に「さよなら」できていたなら、それで十分。

片瀬東浜は、大雨でも降らない限り、大きなごみが目立たない浜へと変わってきました。
塵も積もれば山となる。確実に、海をきれいにする土台は築かれつつあります。

いつの日か、かつて姿を消したタツノオトシゴが戻ってきたなら――。
その時は、これまで一緒にごみ拾いを続けてきた仲間たちと、夜通し語り、笑い、杯を重ねたいものです。

また来年、笑顔で浜へ

続けることは、楽しむこと。これからも肩の力を抜いて、一緒にごみ拾いをしていきましょう。

来年も、健康で、笑顔で。
新しい1ページを、また皆さんと。


参加人数:496人
回収量(30L袋換算):可燃ごみ 18袋/不燃ごみ 2袋/ペットボトル 2袋/カン 2袋/ビン 0.4袋


次回は1月、年明け新春ごみ拾い!海岸をピカピカにして、清々しい気持ちで1月を迎えましょう!

2026年1月17日(土)
10:00~11:30(受付 9:30〜)

※ 参加ご希望の方は、こちらより事前申し込み・集合場所などの詳細確認をお願いします(申込締切 2026年1月16日(金))。
※ 雨天決行/荒天中止


※ 写真:上重泰秀(じょうじゅう やすひで)カメラマン



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