神奈川県の葉山にあるPADIダイブリゾート《湘南DIVE葉山タンクサービス店》にて、74歳の寺本靖さんがPADIダイブマスターに認定されました!

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73歳のときにPADIダイブマスターを目指すことを決意し、1年がかりでコースを修了。見事、PADIダイブマスターに認定されました。

寺本さんによると、

私がダイビングを始めたのは60を過ぎてからでした。負けず嫌いでもあり、続けるうちに、「もっと自由に、もっと好きなものを見たい」という探究心が湧いてきました。それを見た《湘南DIVE葉山タンクサービス店》の担当インストラクターで友人でもある関田昌広氏に勧められたことがきっかけで、PADIダイブマスターを目指し始めました。

年齢のこともあり、はじめは不安もありましたが、「ダイビングはしっかりとしたスキルと知識があってこそ、楽しめる活動」という思いがあり、「スキルアップし、余裕を持った楽しいダイビングを続けていきたい」という気持ちの集大成としてダイブマスター・コースにチャレンジすることに決めました。

とのこと。

また、PADIダイブマスター・コースを受けての感想は、

コースは1年がかりでその間、ダイビングのトレーニングはもちろん、近所のジムにも通って泳ぎや基礎体力の向上に努めました。特に大変だったのは、15分連続で立ち泳ぎをするというもの。

水泳の練習をして臨んだものの、「最後の方は溺れる寸前だったね」と言われるぐらい、しんどかったです。また、老眼なのでなかなか小さな生物が見えません。マスクの上に老眼鏡を取り付け、レンズを二重にしたマイマスクを自作して工夫しました。努力と工夫の毎日でした。

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アマチュア時代には経験しないような厳しいダイビングのスキル練習は大変でしたが、その分、自身のスキルや知識は格段に前よりレベルアップしたように思います。明らかに、水中で自分が楽に思いのままに動けるようになり、海の見え方が変わりました。コース終了時に担当インストラクターから言われた「今の寺Gさん(ショップの仲間からは”寺Gさん”と呼ばれています笑)ならボクのバディも務まるよ」という言葉は忘れられません。

今後は、トレーニングで体力を維持し、PADIのプログラムで身に付けたスキルを実践して、安全なダイビングの見本になるように潜り続けたいと考えています。自分で背中にタンクを背負って歩ける限りは、ダイビングを続けていきたいと思います。そして、自然にも!自分自身にも!常にチャレンジする気持ちを忘れず、次の目標に向かっていきたいと思います。

teramoto-san3トレーニングの模様など、地元のローカルテレビにも取り上げられました

●情報・写真提供/《湘南DIVE葉山タンクサービス店》

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