モデル、歌手、女優として多彩な才能を発揮し、自然環境の保護にも強い関心を持つ土屋アンナさんが、PADIの「Dive Against Debris」スペシャルティコースを受講し、水中クリーンナップにチャレンジしました。

現在、海洋ゴミは世界的な問題となっており、その70%は海底に沈んでいるといわれています。中でも問題となっているのが生分解されないプラスチックごみ。海洋生物がエサと間違えて食べてしまうなど、さまざまな被害を与えています。2050年にはプラスチックごみの量が魚の量を上回るという説も。海は今、危機的な状況を迎えているのです。

土屋アンナさんが水中クリーンナップに挑戦!

PADIの「Dive Against Debris」スペシャルティコースは、そんな海の状況を理解し、海洋ごみの回収や調査の方法を学ぶプログラム。学科講習、水中クリーンナップ・ダイブ、回収したごみの報告の3ステップから成り、適切な水中クリーンナップ活動のための知識・スキルを身につけることができます。

アンナさんも、まずは学科講習で、海洋ごみの現状や水中クリーンナップの方法などの知識を習得。「今までのダイビングでも、水中でごみを見るたびに悲しい気持ちになっていたけれど、プラスチックごみの問題は想像以上に深刻。ダイビング中にごみを拾うのはもちろん、日常生活でもいかにごみを減らすかが大事だよね」と、新たな気づきもたくさんあった様子。水中クリーンナップへの意気込みもますます高まったようです。

土屋アンナさんが水中クリーンナップに挑戦!

水中クリーンナップの舞台は、三浦半島のPADI5スターIDリゾート「ダイブナビ スクーバアカデミー」の前に広がる諸磯ビーチ。水深5m付近でじっくりとごみを探すと、プラスチックの容器包装や金属片、ルアー、漁網、ゴルフボールなどを次々に発見。「こんなものがなぜここに?」と驚きながらさらに進むと、なんと大きなタイヤも。約150平方メートルのエリアで40分間潜り、30個近くのごみを回収することができました。

土屋アンナさんが水中クリーンナップに挑戦!

土屋アンナさんが水中クリーンナップに挑戦!

「すごく楽しかった~! やってみると生物を見つける喜びと同じ、ごみを見つけると嬉しくて。ごみ拾い=汚くて嫌って思うとつまらないけど、宝探し感覚で遊びにしたらすごく楽しめるね!」と大きな達成感を感じたアンナさん。拾ったごみは「Dive Against Debris」の分別ガイドにしたがって分別し、データシートに記入。それをProject AWAREのウェブサイトよりデータベースに入力して、スペシャルティコースは修了しました。

土屋アンナさんが水中クリーンナップに挑戦!

「海をきれいにする活動ということで、すごくやりがいを感じました。これを特別な活動にするのではなく、日常の一部として、継続的に取り組んでいけたらいいな。みんなで一緒にできることも考えてみたいね」とアンナさん。

皆さんも海を愛するダイバーとして、海をきれいにする活動に取り組んでみませんか?

土屋アンナさんが水中クリーンナップに挑戦!


土屋アンナさん Profile
1984年生まれ、東京都出身。1998年にモデルとしてデビュー以来、モデル、歌手、女優として多彩な才能を発揮し、海外からも高い評価を受けている。現在は4児の母。昨年次女を出産し、今6月に発売した産後のボディケア本『1日3分のBreath Ass MethodでVラインまで見せたくなるお腹を作る』も好評発売中。ダイビング歴は約10年。
>>Instagram @annatsuchiya0311


今回の土屋アンナさんのPADI「Dive Against Debris」スペシャルティコースの模様は、現在発売中の『DIVER』11月号で詳しく紹介されています。ぜひご覧ください。

土屋アンナさんが水中クリーンナップに挑戦!

 

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