日頃よりDive Against Debrisのデータ登録等にPADI AWARE アプリをご利用いただき、誠にありがとうございます。
このたび、皆さまからの貴重なフィードバックをもとに、PADI AWARE アプリが大幅に機能を強化した「Conservation Action Portal(通称CAP/海洋保護・保全アクションポータル)」へとリニューアルいたしました。

CAPはDive Against Debrisのごみデータ登録など市民科学活動での重要な役割を持っており、PADIプロフェッショナルから一般ダイバーまで全員ご利用いただけます。(アカウントによって表示される画面が異なります。)

なお、現在のバージョンでは英語での利用となるため、利用方法について以下ご説明申し上げます。

※PADI AWAREアプリをお持ちの方は、アプリをアップデートすることで自動的に更新されます。
※PADI AWAREアプリをお持ちではない方は、ダウンロード(無料)はコチラから:


本リニューアルの3つのポイント

  1. これまでpadi.comのログイン情報とは別にMyOceanアカウントを設定していただいていましたが、padi.comへのログインと同じアカウント情報に統一され、padi.comログイン時に使用する認証情報(PADIシングルサインオン(SSO))でログインが可能になりました。
    ※My Oceanアカウントで過去に登録済みのDADやATBデータの新システムへの自動移行は行われておりません。過去のデータ移行をご希望の方は、お手数ですが、以前ご利用いただいていたMy Oceanアカウントのメールアドレスと、現在のPADIシングルサインオン(SSO)で使用されているメールアドレスの両方を、[email protected] までご連絡ください。確認の上、こちらでデータ移行のお手続きいたします。
  2. Dive Against Debris® の活動データ状況を、プラットフォーム上のインパクトマップに簡単に閲覧・共有できるようになりました。

  1. アプリに加えウェブサイトからのアクセスにも対応し、これまで以上にスムーズな操作が可能となりました。

PADI AWARE CAP(海洋保護・保全アクションポータル)の使い方

1. ポータルへアクセス

こちらのウェブサイトからまたはPADI AWAREアプリからアクセスできます。

  • ログインには padi.comへのログイン(PADIシングルサインオン(SSO)) の認証情報を使用してください。(MyOceanアカウントでのログインはできません)

2. CAPダッシュボードにある5つのメニュー

  • Actions(アクション)
    「今すぐできる行動」がまとめられているセクションです。海洋保護に関するさまざまな活動(例:Dive Against Debrisに参加する、署名活動に加わる、寄付をする など)が一覧で表示され、ワンクリックで参加できます。
  • My Surveys(マイサーベイ)
    自分が提出した市民科学調査を確認・管理(承認待ち・承認済み含む)ができるページです。
  • Impact Map(インパクトマップ)
    自分や世界中のダイバーたちが、海洋保護にどれだけ貢献しているかをビジュアルで確認できるページです。
    ごみ収集量や、サーベイの数、参加者数が表示されます。
  • Contact(コンタクト)
    PADI AWARE財団と連絡をとる際に使用するセクションです。技術的なサポートの問い合わせや、データに関する質問などもここから可能です。※英語のみ
  • Profile(プロフィール)
    「Profile」ページでは、AWAREからの通知設定の変更や、獲得したMy Badge(バッジ)の確認ソーシャルメディアアカウントの登録が行えます。※ソーシャルメディアについては、一部のサーベイで共有可否を尋ねられることがありますが、**ここでアカウントを入力しても自動的に公開されることはありません。**各サーベイで個別に同意を求められる仕組みなので、安心して登録できます。

3. 調査の提出方法

CAPダッシュボードの「Action」から、環境保全に貢献できる調査活動「Citizen Science Survey」の提出ができます。

  1. ダッシュボードの「Action」タブをクリック
  2. 表示されるサーベイを選択
    以下の2種類の調査が表示されます:
    Dive Against Debris®:誰でも参加できるごみ調査。海中で回収したごみの情報を記録・提出します。
    Adopt The Blue™(プロフェッショナルダイバー専用):PADIプロフェッショナルが、特定の海域を“里親”のように定期的に見守るプログラムです。
  3. 必要事項を入力して提出
    調査日・場所・水中環境・ごみの種類や数量などを入力し、写真や動画をアップロードし、「Submit」で提出完了です。※操作方法につきましては、以前のバージョンと大きくは変わっておりません。

一人ひとりの行動が、世界の海を変える力になる

あなたが記録した調査データは、世界中のダイバーのアクションとともに積み上げられ、海洋保全に関する国際的な政策提言の根拠として活用されています。

そしてCAPでは、自分の活動が「My Survey」や「Impact」などを通じて“見える化”されるのが大きなメリット。どれだけ海に貢献してきたかを実感できることで、次のアクションへの意欲にもつながりますね。

CAPを活用して、あなたの海を守る歩みを着実に積み重ねていきましょう。

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