八丈島などで見られ、「ジャパニーズピグミーシーホース(ジャパピグ)」の通称でダイバーに親しまれていたタツノオトシゴ属の1種の和名が「ハチジョウタツ」に決定! 学名は「Hippocampus japapigu」で種小名が「ジャパピグ」となっています。
日本で記録された5つ目の種類となるこのピグミーシーホースは、体が平たく、背中の上部に三角の突起があることが特徴。体に網目模様がついている個体など、体色のバリエーションが豊富で、岩の表面を覆う藻類にまぎれて生息していることが多いようですが、その生態はまだ多くの謎に包まれています。
伊豆諸島だけでなく、沖縄や四国、紀伊半島や伊豆半島でも観察されていますので、皆さんもぜひ探してみてくださいね。