スクーバ・ダイビングを学ぶと、文字通り水中の世界に足を踏み入れ、通常ではアクセスできないような場所を探索することができます。このユニークな活動は、水中の生物を観察する便利でリラックスできる方法であると同時に、海を守るための重要なスキルも身につけることができます。つまり、ダイビングを学ぶことは、海を守ることにつながるのです。
PADIアンバサダーであるBlue Latitudes Foundationのアンバー・スパークス氏は、「ダイビングを学ぶことで、海洋環境を新しく刺激的な方法で見て体験することができるようになりました！」と述べています。特に、水中での教育が、彼女に新たな力を与えてくれました。また、「ダイビング、特に石油プラットフォームでのダイビングは、産業と環境の接点で環境保全のための新たな機会を模索するきっかけになりました」とも語っています。
ここでは、ダイビングを学ぶことが海を救うことにつながる5つの方法を紹介します。
1. 海と課題に触れる
PADIオープン・ウォーター・ダイバー・コースで最もインパクトがあるのは、実際に海に入って、自分の目で水中世界を見る、ということでしょう。その体験が、海を守るための情熱や意欲、愛情につながるのです。PADIのCSRスペシャリストであるエマ・ダファーンは、「この地球上のすべての人が1回のダイビングをすることができれば、人類と自然界との関わり方を根本から変えることができると信じています」と言います。
しかし、よいことだけではありません。美しいだけでなく、サンゴの白化、プラスチック汚染、生息地の破壊など、海が直面する現実的な問題を目の当たりにすることができるのです。
2. 水中探検の最善の方法を学ぶ
PADIオープン・ウォーター・ダイバー・コースでは、水中の世界を観察し、探索するための最善の方法を学びます。海洋生物に触れない、水底への接触を最小限に抑えるなど、環境に対する敬意を促し、レクリエーション・ダイビングであっても、このユニークな場所を保護する必要がある理由と方法をよりよく理解するのに役立ちます。
ダイバーになったあとはそれらの知識や経験を活かし、水中ごみ拾いやサンゴの保全活動に参加することができます。
3. コネクションを作る
ダイビング・コミュニティは、海を守りたいと願う人々で溢れています。PADIオープン・ウォーター・ダイバー・コースを修了すると、個人的・職業的に、あなたの変化に向けての活動を手助けしてくれる、同じ志を持った人々と知り合うことができます。PADIオープン・ウォーター・ダイバー資格を得るということは、日々海を守るお手伝いをするスクーバ・ダイビングのキャリアへの第一歩になるかもしれません。
4. 海の大使になる
PADIオープン・ウォーター・ダイバーの資格を得ると、水中に存在する素晴らしい世界とそれが直面する脅威について、友人や家族、そして世界中の人々に紹介し、伝えることができるようになります。海の大使（アンバサダー）として、新しい知識とパワーでストーリーや写真、体験を共有し、意識を高めると同時に、海を守るための活動に参加するように人々に伝えることができるのです。
5. 市民科学プロジェクトに参加するためのノウハウが身につく
PADIオープン・ウォーター・ダイバーの資格は、単にレクリエーションとして18メートルまで潜れるようになるだけではありません。認定証が手元に届くと、水中クリーンナップ、サンゴの保全活動、海洋動物の保護など、さまざまな海洋保護プロジェクトに参加することができるようになるのです。これらの個々のプロジェクトは、海を救うための大きな計画の一部なのです。例えば、エマ・ダファーン氏は「市民科学者になって、Dive Against Debrisに参加し、水中のごみのデータをPADI AWAREに提出することで、科学者や政策立案者に直接サポートを提供し、真の変化を起こすことができる」と述べています。
ステップアップし、海を救う手助けをする準備ができていますか？今すぐPADIオープン・ウォーター・ダイバーになりましょう！
