セイコーウオッチ株式会社(代表取締役社長:内藤 昭男、本社:東京都中央区)の本格スポーツウオッチブランド<セイコー プロスペックス>は、PADIとPADI AWARE財団が取り組む海洋保護活動「水中ごみ(Marine Debris)プログラム」への支援を開始しました。セイコーは、これまでセイコーダイバーズを愛用しているダイバーや、大いなる海へ感謝の気持ちを込め、<セイコー プロスペックス>Save the Oceanシリーズの売上の一部を寄付し、海洋保護に貢献していきます。

2025年までに2億5千万トン以上のプラスチックが海に流入すると推定されています。プラスチック片による環境被害だけでも、年間130億米ドル(約1兆4,350億円)に上ると言われています。ダイバーは、人間が影響を与えた海洋環境を直接的に目の当たりにすることが多く、海洋ごみの報告、回収、発生源での阻止を支援できる立場にもあります。

PADI AWARE財団の代表的な市民科学プログラムであるDive Against Debris®は、ダイバーが水中の海洋ごみを回収し、報告することを支援するものです。海洋汚染と闘うこの市民科学運動は、現在、地球上で最大のグローバルな水中の海洋ごみデータベースを構築しています。海洋ごみの90%以上は海底に沈んでしまうため、このプログラムは、変化を提唱し、長期的な解決に向けて取り組むための重要なデータのギャップを埋めるものです。現在までに、7万人以上のダイバーが200万個以上の海洋ごみを回収して報告し、1万匹以上の海洋動物が絡まっているのを助けています。

セイコーは、PADI AWARE財団の海洋ごみ対策プログラムのスポンサーとして、世界のPADIダイブコミュニティの海洋ごみ対策に組織的に貢献しています。

SEIKOのプレスリリースはこちら(日本語版記事)
<セイコー プロスペックス>PADI・PADI AWARE Foundationが取り組む海洋保護活動への支援を開始

 

 

PADIワールドワイドの社長兼CEOであり、PADI AWARE財団の理事長を務めるドリゥ・リチャードソンは、「セイコーグループがPADI AWARE財団を支援し、海を綺麗にし、保護するための重要な活動に資金面で協力してくれることを称賛します。海の健康を回復し、人類と海のバランスをとるために必要な大変革を起こすには、私たち全員が一丸となって取り組む必要があります」と話します。

セイコーの支援は、PADIダイブセンターやリゾートが主催する地域の海洋保護活動に必要な資金を提供するために、今年開始されるPADI AWAREコミュニティの助成プログラムの資金となります。セイコーの寄付は、地域、国、国際レベルでの保護対策を促進する主要国での海洋ごみキャンペーンの実施を促進します。また、セイコーは、PADI AWARE財団とのパートナーシップを支援し、Prospex Save the Oceanウォッチコレクションの収益の一部を寄付します。

セイコーウオッチ株式会社は、ウォッチメイキングの粋を集めたコレクションを世界各地で展開しています。セイコーのダイバーズウォッチの歴史は、1965年の日本初のダイバーズウォッチから始まりました。以来、セイコーのダイバーズウォッチは、プロのダイバーのニーズに応えるべく、安全性、信頼性、視認性、使いやすさなどを進化させた画期的なモデルを数多く世に送り出してきました。プロスペックス・コレクションは、その伝統を受け継ぎ、世界の海洋保護をサポートしています。

PADIとPADI AWARE財団の海洋ごみ(Marine Debris)プログラムの詳細については、padi.com/aware/marine-debrisをご覧ください。陸上と水中それぞれの海のために行動を起こすPADIトーチベアラーのコミュニティにも参加いただくことで、さらに詳しく知ることができます。

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