去る12月6日に大瀬崎にテンガイハタが登場したのに引き続き、今度は西伊豆の黄金崎公園ビーチで超稀種の「アカナマダ」が登場したとのニュースが、西伊豆の黄金崎・安良里エリアにあるPADIダイブリゾート《黄金崎ダイブセンター》より入りました!
《黄金崎ダイブセンター》の高木剛彦さんによると、
西風が吹くと海は荒れますが、時々とんでもないプレゼントも運んできてくれます。
本日(12月11日)、黄金崎に登場したのは「アカナマダ」!
生態写真もごくわずかな、超激レア魚です。
体長は20㎝。頭を水面に向けて泳いでいました。
銀色に輝く、細い流線型のボディがカッコ良かったです!
顔のアップはこんな感じ!
おでこが前方に突出しているのが特徴のようです。
次はいつ会えるかな???
とのこと。
アカナマダもテンガイハタと同じくアカマンボウ目で、詳しい生態は謎に包まれている珍しい魚。前頭部が隆起しているのが特徴で、体内に「墨汁嚢」を持ち、肛門から墨汁のような液を噴出する、変わった習性を持っているそうです。目撃されるのは、リュウグウノツカイ以上に珍しいとか。
ときに思いも寄らない生物と出会うことがあるのもダイビングの大きな楽しみ。これからの季節もどんな生き物が登場するのか楽しみですね♪
●写真・情報提供/《黄金崎ダイブセンター》 高木剛彦さん