PADI Women’s Dive Dayとは、女性をはじめとするあらゆる人が隔てなくダイビングを楽しめるよう、PADI ワールドワイドで毎年行なわれているムーブメントで、今年は記念すべき10周年となります。今年の7月20日(土)PADI Women’s Dive Dayは、女性ダイバーの元気な姿をアピールすることでこの大きな課題に立ち向かい、さらにダイバーシティ/インクルージョンな社会づくりに貢献できることと目指しています。
日本のPADIダイバーの男女比はどうなってる?
海は万人に平等ですが、世界的に女性ダイバーの比率は4割を切ると言われていますが、2023年に日本国内で認定されたダイバーの男女比は以下の通りです。
2023年度の初心者ダイバー認定数(オープン・ウォーター・ダイバー)の割合は、男性57%、女性43%でほぼ半分ですが、プロダイバーレベル(ダイブマスター、アシスタントインストラクター、インストラクター)になると、男性75%、女性25%と、圧倒的に女性の数が少なくなるのが明らかです。出産や子育てによるライフステージ変化等、これには様々な理由があると思いますが、これから女性がダイビング業界でさらに活躍できるようにするためには、安心な環境、平等な体制と対応、そして女性を守る十分なサポートが必要となります。
PADIプロフェッショナル・レベルの達成順については以下の記事を詳しくご紹介します。
ダイビング業界での女性の活躍
実は、プロダイバーになることで、様々な道が歩むことができます。一般的なところだと、ダイビングを教えるインストラクター、水中を案内するガイド、水中写真家、生物研究者などがありますが、海洋保護界に活躍する女性も多くいます。どの道で進もうとも、海を愛する情熱を多くの人に伝えることのできるやりがいのある職業であることは間違いありません。
末永く安全にダイビングを続けよう!
これからも永くダイビングを安全に楽しむには、ダイビングスキルのレベルアップが必要不可欠です。安全と自信を高めるために、レスキュー・ダイバー・コースに挑戦してみましょう!
「レスキュー」と言葉から海上保安官のように他人を助けるというイメージを連想をするかと思いますが、PADIレスキュー・ダイバー・コースでは、セルフレスキューやトラブルの予防を重点的に学びます。もちろん他にも、事故時の救命方法・水中捜索方法なども学びますので、仲間のダイバーも助けることができるようになります。真剣味のあふれるものですが、トレーニングは楽しい経験となるでしょう。
PADI Women’s Dive Dayイベントに参加しよう!
PADI登録店が実施する、女性ダイバーにお得なイベントが全国各地で開催されています。イベントに参加することで女性ダイバーで繋がり、素敵なコミュニティができるきっかけになるかもしれません!