ダイビングを始めたばかりの初心者の中には、「インストラクターやガイドがいるから大丈夫」「ダイブコンピューターはグループに1つあれば大丈夫」「他のダイバーが持っているから、自分には必要ない」と考えている方もいるかもしれません。しかし、実際にはダイブコンピューターは全てのダイバーが持つべき重要な安全ツールです。ダイバーが一人ひとりがダイブコンピューターを持つべき理由お伝えします。
理由①:個々のダイビング・プロフィールが異なる
いくら同じグループにいたとしても…あなたのバディでさえ、ダイビング中に異なる深度や時間で行動しています。つまり、身体に溜まる窒素の量も人それぞれです。ダイブコンピューターは、その人のダイブプロフィールに基づいて計算しています。例えば、あなたがほかのダイバーより深く潜った場合や、長く滞在した場合、他人のダイブコンピューターではあなたに適した情報を提供できません。個々のダイビング状況に合ったデータがなければ、減圧症などのリスクが増加します。
理由②:浮上速度のコントロールができる
ダイビング中の浮上速度は、減圧症を防ぐために非常に重要です。多くのダイブコンピューターは、リアルタイムで浮上速度をモニタリングし、設定した制限を超えた場合にアラートを発信する機能を搭載しています。この機能により、ダイビング中に自分の浮上速度を確認できるため、浮上速度をコントロールして安全に浮上することができます。
見やすい画面レイアウトで必要な情報やデータを見やすく表示できるため、状況を精確に把握できます。これにより、安心してダイビングを楽しむことができます。スマートウォッチなので、日常使いもできます。
理由③:データの記録と振り返りが重要
ダイブコンピューターは、潜水中のデータを記録し、ダイビング後にそのデータを振り返ることができます。これにより、自分のダイビングスキルの向上や次のダイビングの計画に役立つ貴重な情報を得ることができます。
AQUALUNG i770Rダイブコンピュータ WT/PETROL(トランスミッター2付き)
トランスミッターにより、シリンダーの残圧を手元で確認することができます。大画面とカラースクリーンにより、誰にでも見やすい設計です。専用のアプリを使えばワイヤレスで潜水データを記録したり設定変更の操作が可能です。
理由④:何より…安全は全員の責任
ダイビングは、常に安全第一です。誰かに頼るのではなく、自分自身が安全対策をしっかりと行うことが重要です。ダイブコンピューターを持つことは、安全に対する責任を自分で負うという意味でもあります。初心者であっても、自分の安全は自分で管理する意識を持つことが大切です。
ダイブコンピューターは、ダイバーが安全に楽しく海を探索するための最も信頼できるパートナーです。リアルタイムのデータ提供、安全停止の指示、浮上速度の監視など、ダイバーが潜水中に抱えるリスクを最小限に抑える役割を担っています。初心者から上級者まで、すべてのダイバーにとって、ダイブコンピューターは安全で快適なダイビングを実現するために不可欠なツールです。