さまざまなスタイルのダイビングのより深い知識やスキルを習得することができる「スペシャルティ・コース」。PADIでは24の標準スペシャルティ・コースに加え、インストラクターオリジナルのディスティンクティブ・スペシャルティ・コースも用意されており、その楽しみは尽きることがありません。
「でも、いろいろあって、どれを取得しようか迷ってしまう。。。」という人のために、アクティブなダイバーの皆さんがどのスペシャルティを取得しているのか、2016年上半期(1~6月)の認定数による人気スペシャルティ・ベスト10を紹介します。今後、スペシャルティ・コースを受講するうえでの参考にしてみてください。
※スペシャルティ名をクリックすると、コースの詳細情報にリンクします。
2016年上半期(1~6月)の人気スペシャルティ ベスト10 |
第1位
エンリッチド・エア・ダイバー
日本でも使用できる環境が増えてきていることから、大注目の「エンリッチド・エア」。使用するには、このコースを受講して、正しい知識を身につける必要があります。じっくりと水中生物を観察したり、水中写真を撮りたいダイバーにもおすすめのコースです。
第2位
ピーク・パフォーマンス・ボイヤンシー (中性浮力)
やはり「中性浮力」はダイバーの永遠の課題。中性浮力をとるためのテクニックはオープン・ウォーター・ダイバー・コースでも学びますが、このコースでは、タンクやスーツの種類ごとにウエイト量を調節する知識から、BCDや呼吸による浮力コントロールのコツまで、より詳しくマスターします。
第3位
ドライスーツ・ダイバー
四季折々の見どころがある日本の海を一年通して楽しむには、ドライスーツが必須。このコースでは、ドライスーツの着脱方法から、給排気バルブの操作方法、適切な浮力コントロール、メンテナンス方法までを習います。
第4位
ボート・ダイバー
ひと口にボートといっても、和船やクルーザー、ゴムボートなど、タイプはさまざま。どんな状況でも慌てずにボートダイビングが楽しめるよう、ボートからのエントリー&エキジット法や器材のまとめ方、船酔いの防止法などをこのコースで学んでおきましょう。
第5位
ディープ・ダイバー
ダイビングスポットによっては水深18m以深に見どころがあるところも多く、ダイバーの好奇心を刺激する世界が広がっています。このコースでは、深く潜ることで増えるリスクをきちんと認識し、潜水計画の立て方をはじめ、より安全にディープ・ダイビングを楽しむための方法を学びます。
第6位 ドリフト・ダイバー
第7位 デジタル水中フォトグラファー
第8位 水中ナビゲーター
第9位 器材(エキップメント)
第10位 水中ナチュラリスト
ランキングを見ると、スキルを上達させる、あるいは新たなスキルを身につけることができるスペシャルティを取得する人が多いことがわかります。今の自分に足りないスキルは何なのか、これから潜りに行きたい海に必要なスキルは何なのか、インストラクターと相談して受講するスペシャルティを決めるのもいいかもしれませんね。
皆さんもいろいろなスペシャルティ・コースを受講して、海をさらに幅広く楽しめるダイバーを目指してください!