スクーバ・ダイビングは、非日常な水中環境への訪問、専門的な器材の使い方、アクティブな活動、興味深い海洋生物との遭遇など、誰もが楽しめる趣味です。他の趣味もそうだと思いますが、ダイビングに向いている人やダイビングからより多くのものを得ることができる人もいます。スクーバ・ダイビングがあなたの新しい趣味になり得るかどうかを判断するために、ダイビングに向いている10のタイプを考えてみました。


1.水が好きな人

もしあなたの完璧な一日というものが海や水辺で過ごすことなら、水中で過ごすことはよいことでしかありません。レクリエーションであろうと仕事であろうと、ビッグブルーへの旅は決してあなたをブルーな気分にはさせません。

PADI Divers people who should learn to dive

 


2.生き物が好きな人

海に生息する生物の多くはまだ分類されていなかったり、発見されていなかったりするのも多いですが、私たちの身近にいる生物はかなり特別です。クジラ、サメ、ウミガメ、イルカ、そしてたくさんの魚やその他の海洋生物を自然の生息地で見ることができるのは、生き物好きにとって見逃せないものです。そのため、生き物や自然を愛する人は、ユニークな海洋生物と水中で出会うチャンスを逃してはなりません!


3.バケットリスト

バケットリストとは、生きているうちにやっておきたいリストのこと。海への旅や冒険が皆さんのバケットリストにないわけがありません。スカイダイビングのチャレンジ、オーロラを見る、南極に旅行するなどのように、水中で呼吸するということは地球上にいる間に絶対に逃してはならないことです。また、水中に潜るだけでは冒険感が足りないという方は、歴史を感じる沈船を訪れて冒険心を高めてみてはいかがでしょうか。


4.アドレナリン・ジャンキー

水中で初めて呼吸するという行為は、アドレナリンを分泌させるのに十分な体験です。そして、ひとたびその難関を越えれば、沈船や洞窟、潮流、夜の水中など、アドレナリン全開の冒険が待っています。ダイビングは、特に冒険を求める人たちにとって病みつきになるアクティビティです。アドレナリン中毒の人こそダイビングを学ぶべきでしょう!


5. 歴史好きな人

熱帯魚に囲まれた手つかずのサンゴ礁を思い浮かべるのは簡単ですが、水中世界にはそれ以上のものがあります。水の底に沈んでしまった都市や水中遺跡を想像させる建造物。また、時を超えた遺産、大海原に眠る古き艦。それらは戦争の渦中で消え去ってしまいましたが、決して忘れ去られることはない物語です。
歴史好きな人にとって、ダイビングはまさにタイムトラベルのような体験です。海底に沈んだ古代の遺物や沈没船の残骸を発見し、歴史の一端に触れることができます。ダイビングは自然との一体感や冒険心を掻き立てるため、歴史好きな人にとっては魅力的な趣味となるでしょう。

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6.ウェルネスを求める人

スマホやパソコンのSNSから離れ、都会の雑踏から距離を置き、世の中のあらゆることを気にするのではなく、今を生きることを楽しむ場所を探しているなら、ダイビングはあなたの人生に必要な趣味かもしれません。正しいアプローチと準備で、ダイビングは本当にリラックスできる体験になることでしょう。


7.非日常の冒険の世界を求める人

深海から狭い洞窟まで、水中世界にはまだまだ探検できる場所が豊富にあります。世界で初めてその場所を目にし、自分の目で発見することができる、これほど楽しいアクティビティは他にはありません。

A diver in red and black with sidemounted tanks floats in a cave, with green plants and algae in the background people who should learn to dive


8.一日をアクティブに過ごしたい人

シリンダーを背負って水中に飛び込み、45分から一時間ほど水中でキックをすれば、一日運動したような心地よい疲労感もあり、よい気分になれます。もちろん、ダイビングのスタイルによっては運動するよりもリラックスしたほうがよい場合もありますが、アクティブに過ごしたい人にとって、数時間のアクティビティは決して悪いことではないでしょう。


9.環境保護活動に興味がある人

SNSやニュースを通じて、環境が直面している課題を目にすることが影響力を持つことは間違いありません。しかし、こうした課題を自分の目で実際に見ることで、自然保護の必要性を新たに理解することができます。ダイバーになれば、サンゴの植付イベントや水中・海岸の清掃活動に参加することができ、海の保護や保全に意欲的であれば間違いなく参加する価値があり、その意欲もさらに高まります。
AWARE(日本)では、沖縄・恩納村でのサンゴ植付プロジェクトの「チーム美らサンゴ」の2004年の発足チームのメンバーとなり、以来協力を続けています。また、水中にごみが沈んでしまう前に海岸で食い止める清掃活動を、「NPO法人・海さくら」と2012年より行なっています。新たな取り組みとして、2019年より近年世界的な問題となっているゴーストギア(廃漁網)に関しても、回収する仕組み作りやその素材を使ってリサイクルする「廃漁網の回収とリサイクルプロジェクト」という活動を始めました。
環境保護・保全活動に興味がある方は、ダイビングを通じてこのような活動にも参加してみてください。


10.チャレンジが好きな人

自分の力を試すアクティビティに挑戦するのが好きですか?ダイビングが、肉体的・精神的なチャレンジを提供してくれることは間違いないでしょう。より深くより長く潜ることから、洞窟や氷のように冷たい海に入ることまで、ダイビングは多くの体験を提供します。


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