2026年1月17日(土)、PADI AWARE(日本)のパートナーであるNPO法人 海さくらによる、今年最初のごみ拾いが行なわれました。
冬の真っただ中にもかかわらず、風はなく、思わず汗ばむほどの陽気。まさに天佑神助、ごみ拾いにはこれ以上ない一日でした。

20年の節目、振り返らずに前を見る

昨年、設立から20周年を迎えた海さくら。
書籍の出版などもあり、過去を振り返る機会は多かったそうです。しかし、海さくら代表の古澤氏はこう語ります。
「過去は過去。大切なのは“今”。今を輝かせることに全力を尽くしたい」
温故知新ではあるものの、立ち止まっている暇はない。
今この瞬間をどう生きるか——その覚悟が、言葉の端々から伝わってきます。

2005年、「海をキレイにしたい」という純粋な想いから始まった海さくらの活動。
2026年の今ではSDGsやCSRなどの追い風はあるものの、当時はまだごみ拾いや環境保全などに携わる人も少なかった頃。
AWARE(日本)との取り組みを始めた2012年もまだまだ少人数での活動でした。
しかし、海が好きで、そんな海をキレイにしたい。それだけの気持ちで始まり、集まった仲間たち。
「海をキレイにしたい、その気持ちは今も変わりません。ただ、活動が広がり、関わる人も増えてくるにつれ、雑務に追われ、自分を少しマヒさせながら走り続けてきた感覚もあった」と、古澤氏は言います。

それでも後悔はない。
無我夢中で駆け抜けたからこそ、本当にやりたいことが、輪郭をもって見えてきた——そんな実感があったのかもしれません。

押しつけないから、心に届く

「海が好き」。
そして、その素晴らしさや自然の豊かさを伝えたい。想いはとてもシンプルです。
けれど、「海は最高だよ」「海の近くで飲むお酒は美味しいよ」と言葉を重ねるほど、受け取る人によっては時に押し付けになってしまうかもしれません。人の感じ方は十人十色だからです。

だからこそ、海さくらが大切にしているのは、こんな感覚。
「ごみ拾いに行ったら、楽しかった」、「なんだか心地よかった」
その小さな実感こそが、海の魅力を伝える、もっとも自然で誠実な一歩なのだと。

幸先のよい一年のはじまり

穏やかな空の下、2026年は順風満帆なスタートを切りました。
特別な知識も、気負いも要りません。
機会があれば、ぜひ一度、海さくらのごみ拾いに参加してみてください。
きっとそこには、言葉以上に伝わる「海のよさ」があります。


参加人数:291名
可燃ごみ:16袋/不燃ごみ:2袋/ペットボトル:2袋/缶:2袋/ビン:0.4袋
※ごみ袋は30リットル換算


次回の海さくらごみ拾いは、2026年2月14日(土)に実施されます。

10:00~11:30(受付 9:30〜)
※ 参加ご希望の方は、こちらより事前申し込み・集合場所などの詳細確認をお願いします(申込締切 2026年2月13日(金))。
※ 雨天決行/荒天中止


※ 写真:上重泰秀(じょうじゅう やすひで)カメラマン




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