「マーメイド・コース興味あるけど、そのあとって何をするの?」「認定を取って、練習を重ねても、それを披露する場ってあるの?」そう思う方も多いかもしれません。
スクーバ・ダイビングなら、季節の魚を見つけたり、いろんな場所に行ってみたり、写真に挑戦したり…フリーダイビングなら、記録を伸ばすという“次の楽しみ方”がわかりやすいですよね。
では、マーメイドは? コースを受け終わった“その先”には、何が待っているのでしょうか。今回の記事では、そんな“マーメイドの先にある楽しみ方”の一例として、コンテストやショー、そして撮影会といった「表現のステージ」をご紹介します。
マーメイドは、泳げるようになる“だけ”で完結するアクティビティではありません。水中でどんな世界観を魅せたいのか――その「自分らしさ」を形にしていけるところまで、楽しみは広がっています。
マーメイド・コースの“その先”に広がる楽しみ方
イベントやコンテストを通じて、他のマーメイドたちと出会うのも、大きな魅力のひとつです。テールのカスタマイズやメイク、ポージングなどの情報交換ができ、そこから新しい刺激や学びが生まれていきます。
マーメイド・コンテスト
マーメイド・コンテストは、自分たちが描く世界観を、水中パフォーマンスとして作品化し、それを観客や審査員に“魅せる”ステージです。一般的には、複数名のチームで音楽に合わせて演技を行い、世界観の表現力、水中での所作や一体感、演出の完成度などを審査員が総合的にジャッジします。
世界観や衣装、音楽、ストーリーを、自分たちのアイデアで構築し、作品として表現する場です。ただし完全フリーではなく、安全と水中表現のクオリティのため、演技規定が設けられている場合があります。

マーメイド・ショー
水族館やイベント会場、プール施設などで行われる、観客向けの水中パフォーマンスです。楽曲や演出にあわせて、マーメイドの世界観を魅せる“ショー形式”のステージで、ゲストの前で演じることを前提にしています。観客のリアクションや拍手を直接受け取れるのが、ショーならではの魅力です。

水中撮影会(フォト/ビデオ)
カメラマンと一緒に、水中や陸上で写真や動画の作品を撮影する楽しみ方です。水の中ならではの動きや、テールの色・形を活かしたカットなど、“理想のマーメイド像”をビジュアルとして形にできます。SNSで発信すれば、マーメイドの魅力を広げることもできますし、ポートフォリオとしてまとめれば、自分の“表現の変化”を記録するアーカイブにもなります。

注目イベント:「PADIマーメイドフェス2025」
2025年12月20日(土)、『PADIマーメイドフェス2025』では、マーメイド・コンテストを開催されます。コースで身につけたスキルを活かして、自分の理想のマーメイド像を表現できる特別な機会です。
「マーメイドの先に、どんな楽しみ方があるのか?」その答えを“実際の場”で体験できるチャンスです。
イベント情報をチェック!
マーメイドの世界は、コース修了で終わりではありません。「その先」に、表現する楽しさや、仲間と共有できる時間があります。もし少しでも気になるなら、まずは一度、その世界を覗いてみてください。