晴天に恵まれた6月14日(土)、沖縄・恩納村にて「チーム美らサンゴ」今年2回目の植付イベントが開催されました。例年より早い梅雨明けで空は快晴。南西風の影響で波はやや高め(2.5m)でしたが、湾内は凪のように穏やかで、絶好の海況でした。
世界的なサンゴの白化でも、恩納村漁協の方々の不撓不屈の努力
世界的な白化現象により親サンゴが深刻なダメージを受け、2024年後半の植え付けイベントでは植付け用のサンゴ苗の確保すらままならないという危機的状況に直面。それでも、地元・恩納村漁協の方々の不撓不屈の努力により、わずかに残った親サンゴから今年の苗を確保し、第一回に続いて今回も無事開催にこぎつけました。
今回の植付イベント参加者は54名(ダイバー28名、ノンダイバー26名)。ダイバー・プログラムで計28本を植え付け、ノンダイバー・プログラムでは26本のサンゴ苗が作成されました。一人一苗の想いが、静かに海に根を下ろしました。

ナビービーチでのBBQ復活!
皆さんが着替えたりレクチャーなどを行なっている恩納村コミュニティセンターから歩いてすぐの白砂が美しい「ナビービーチ」。コロナ禍以降中止されていたこちらでの夜のBBQも復活!植え付けイベントに参加した半分弱ほどの皆さんとが集い、「サンゴの父」と呼ばれる恩納村漁協の銘苅(めかる)さんも交えて、海を愛する仲間たちとの語らいのひとときを楽しみました。




これからもサンゴとともに歩み、未来の海に希望の光を灯し続けます!
参加者からは、
「夏休みの自由研究のつもりだったが、人生の財産になった」、
「サンゴが思ったより元気で驚いた。百聞は一見に如かず」、
「2回目の参加で、より深くこの活動を理解できた。今後も続けたい」、
「6年ぶりの参加だったが、仲間がいて“ただいま”と言いたくなった」
――と、感慨深い声が相次ぎ、熱い想いがあふれる締めくくりとなりました。
自然の摂理と向き合いながら、試行錯誤の毎日ではありますが、継続は力なり。これからもサンゴとともに歩み、未来の海に希望の光を灯し続けます。

































