9月16日(土)、静岡県伊東市川奈の「いるか浜海水浴場」にて、海中と海岸のごみの清掃活動「2023オーシャンクリーンプロジェクト in しずおか~伊東いるか浜クリーンナップデー:AWARE WEEK in 川奈」を実施しました。
海洋環境の保全に取り組む団体「美しく豊かな静岡の海を未来につなぐ会」(以下つなぐ会)との共催で、ワールドクリーンナップデー当日、秋の海ごみゼロウィークの初日、そしてAWARE WEEK 2023の初日に合わせて開催しました。
9月中旬とはいえまだまだ気温も高かったですが、お天気に恵まれた中での実施となりました。
水中・海岸で合計約100名が参加、水中では約50キロ、陸上では20リットル袋15袋分のごみを回収
海岸清掃には⼀般の親⼦連れなど約60⼈が参加。水中は普段は潜ることのできない「いるか浜海水浴場」に特別な許可をもらい、約40人が参加しました。
静岡県内外から集まったダイビング・ショップの皆さんが水中に潜り、⾦属鍋や空き⽸、瓶、釣り⽷、ルアーなどごみ約50キロ分を回収しました。海岸では参加者が可燃物・不燃物合わせて20リットル袋15袋分を回収しました。一見きれいに見える海岸でも、やはりプラスチック片が多かったようです。
陸上では体験ワークショップも実施
また、陸上では各種体験ワークショップも実施。今回のような環境保全活動への理解を深めるため、各企業・団体が「海の⽣物観察会」や「廃棄漁網のアップサイクル製品紹介」、「100%リサイクルペットボトルの飲料提供」など、さまざまなブースが出展されました。地元の漁師さんから、サカタザメやフグ、コバンザメ、メンダコなど70匹以上が並び、参加者の関⼼を集めました。
しずおかの海PR大使、吉本興業所属静岡県住みます芸人 「さこリッチ」さん、深海魚直送便「青山沙織」さんも参加され、ブース展示や司会進行などを務めました。
展示会場2階では、静岡県・伊東市のダイバー3人で立ち上げた美化・環境問題の活動を行なう団体「MORE企画」さんによる「海ごみアートを作ろう!」という体験イベントも実施。海岸で回収されたプラスチックごみを使ってアートを作る体験に、子供たちも楽しく参加していました。
↑ つなぐ会の皆さん。受付や全体の運営などをしていただきました。
↑ 協賛のマックスバリュ東海(株)さんのブース。100%リサイクルペットボトルの飲料をご提供いただきました。
↑ プラスチックじゃない「海の環境を考えるアルミ製干物型洗濯バサミ」を展開するMONDIAL(株)さん。
↑ 廃漁網から製品にリサイクルするモリトアパレル(株)さん。AWARE(日本)で展開している「廃漁網の回収とリサイクルプロジェクト」の協働メンバーです。
↑ 深海魚の魅力を発信する、深海魚直送便の青山沙織さん。子供たちにも大人気!
↑ 地元の漁師さんからもお魚をご提供。凍らせての展示となりました。
↑ 展示ブース2階で行なわれた「プラスチックごみアート作り」。家族みんなでご参加いただきました。
↑ カラフルなボードにお絵かき感覚でプラスチックごみをペタペタ。個性的なアートができました!
当日は日本テレビの水中班が取材入り!夕方のニュース番組で放映されました
当日は日本テレビの水中班が取材に訪れ、9月16日(土)と18日(月)の「news every.」で放映されました。
●9月16日(土)放送分
●9月18日(月・祝)放送分
- 主催:美しく豊かな静岡の海を未来につなぐ会/共催:PADIジャパン
- 協賛:マックスバリュ東海株式会社
- 実行団体:静岡県、いとう漁業協同組合川奈支所、川奈ダイビングサービス、MORE企画、しずおかの海PR大使(吉本興業所属静岡県住みます芸人 さこリッチ/深海魚直送便 青山沙織)
- 協力:静岡県/静岡県漁業協同組合連合会/伊東市/伊豆漁協(下田支所、稲取支所)/いとう漁協(川奈支所)/内浦漁協/由比港漁協/モリトアパレル株式会社/稲取マリンスポーツセンター/SPA・RESORT竜宮の使い/三井物産ケミカル株式会社/株式会社リファインバースグループ/MONDIAL株式会社
- 後援:伊東市/伊東市教育委員会 (順不同)