ダイビング器材の選び方では、性能や安全性に加えて、見た目の楽しさも重要です。自分のスタイルや好みに合ったカラーコーディネートを施すことで、ダイビングの楽しさが倍増し、水中での視認性や安全性にもプラスの影響を与えます。本記事では、自分にぴったりのダイビング器材を選ぶためのカラーコーディネートのヒントをご紹介します。


色選びのポイント

自分らしい色を選ぶ

ダイビング器材は、自分の好みに合わせて器材の色を選ぶことで、自分らしさを演出できるアイテムでもあります。たとえば、鮮やかなピンクや落ち着いたブルー、エレガントなホワイトなど、自分の好みに合う色を選ぶことで、ダイビングがさらに楽しいものになります。カラーコーディネートを工夫して、陸上でも水中でも目立つ自分らしいスタイルを見つけましょう。

instructor is helping a student dive to choose fins

安全性と視認性を考慮した色を選ぶ

ダイビングでは、視認性が重要な要素です。特に安全を考慮する場合、水中で他のダイバーやボートから目立つ色を選ぶことで、安心感が増します。オレンジ、イエローなどの明るい色は、遠くからでもよく見え、水中でのコミュニケーションや万が一の緊急時にも役立ちます。ダークカラーにアクセントとしてこうした色を組み合わせることで、スタイリッシュさと安全性を両立させることができます。

水中での色の変化を考慮した色を選ぶ

Figure showing how the color changes due to light absorption in water.

PADIコースでも習いますが、水中では、光の減衰によって色が変化します。図のように、光は水を通過する際、水はまず赤色を吸収し、次にオレンジ、黄色、緑、青、藍、紫と続きます。特に赤色は、浅い水深でもすぐに吸収され、暗く見えてしまいます。10メートル前後の水深では、赤はほとんど黒っぽく見えてしまいます。そのため、赤系の器材は浅い場所では鮮やかですが、深い場所では目立たなくなる可能性があるため、他の色と組み合わせることをおすすめします。


おすすめカラーコンビネーション

  • ネイビー × イエロー
    落ち着いたネイビーと鮮やかなイエローの組み合わせは、ネイビーがシックな印象を与える一方、イエローが水中で目立ちやすいため、安全面でも優れたバランスを保ちます。レギュレーターやゲージのホース、フィンなどにイエローをアクセントとして取り入れると効果的です。
Product photo of GT fin Yellow

GULL – GT

推進力だけでなく今までにないゴムのしなりを活かしたスクーバダイビングに最適なジェットフィン。スプリングが調整可能になったことで、より足にフィットし幅広いダイバーに対応可能に。

  • ホワイト×ピンク
    女性らしさと明るさを兼ね備えたカラーコンビネーションです。特にホワイトはクリーンで清潔感があり、どんな環境にも映える色。一方でピンクは、フェミニンで優しい印象を与えることができます。
a regulator with White hose and pink purge button

Bism – WHITE Beans2

豊富なカラーバリエーションとイルカをモチーフにしたグラフィックが目を引く、アクティブでファッショナブルなブランドです。
スイングヘッド機能を含む多くのテクノロジーも搭載されており快適で楽しいダイビングを約束します。

  • ホワイト × グリーン
    シンプルで清潔感のあるホワイトに、ライムグリーンのアクセントを加えることで爽やかで明るい印象を作り出します。ライムグリーンは水中でも視認性が高いため、安全面でも優れています。特に、マスクやフィン、スーツのパイピングにライムグリーンを取り入れると効果的です。
a diver mask with light green flame and white skirt

GULL – VADER fanette

美しいフォルムでシャープな印象を与られるマスクで、UV420ARレンズになったことで、水中でも表情が伝わりアイコンタクトが取りやすい。小顔の方向けのサイズで、白スカートが明るい印象を作ってれます。

  • ブラック × ブルー
    クールで洗練されたスタイリッシュなカラーコンビネーションで、男女問わず人気。海を象徴する色でありながら、深みのある美しさがあり、ダイバーとしてのプロフェッショナルな印象を与えることができます。
a mask with blue flame and black skirt

GULL – VADER

曲線により描かれたボディが実現した美しさのみならず、最高峰の機能を兼ね備えいます。ダイバーの手元がよく見え、水中でのスクイズを起こしにくい設計になっています。カラー展開も豊富。


カスタマイズで自分だけの器材に

ダイビング器材はカスタマイズすることで、より自分らしい個性的なセットアップに仕上げることが可能です。以下のアイデアを参考に、カラーコーディネートをさらに楽しんでみてください:

  • マスクストラップやホースカバーの交換
    マスクのストラップやレギュレーターホースなど、交換可能なパーツを自分好みのカラーに変更することで、オリジナリティを出すことができます。細かいパーツを工夫することで、トータルコーディネートの完成度がアップします。
  • パーソナライズされたロゴや名前の刻印
    一部のメーカーでは、器材に名前やロゴを刻印できるカスタマイズサービスを提供しています。器材に自分の名前を入れることで、特別感のあるダイビングセットが完成します。
a diver on the boat posing with fins and masks in her arms

自分にぴったりのダイビング器材のカラーコーディネートを見つけることで、ダイビングの楽しさはさらに広がります。機能性や安全性を重視しながらも、カラー選びを通じて自分らしいスタイルを表現できれば、水中での冒険がより一層特別なものになるでしょう。さあ、あなたもお気に入りのカラーで、自分だけのダイビングスタイルを完成させ、次の海へと出かけましょう!

今回紹介したマスク、フィン、レギュレーターは、PADI Diving Festival in Cebuにて、抽選や表彰の副賞としてゲットできるかもしれません!イベントの詳細については、バナーをクリック!

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