結論から伝えましょう。そんなことはありません! ダイブマスター資格を取得することには、業界で働くかどうかに関係なく、多くの価値があります。

多くのダイビングにハマった多くの人がダイブマスターを目指す理由は、スキルの向上や新たな冒険への挑戦、そして他の人々とダイビングの魅力を共有するためです。ダイブマスターは単なる職業のひとつではなく、あなたのダイビングライフをさらに充実させ、周囲の人々と新しい冒険を分かち合うための素晴らしいステップです。今回は、ダイブマスターとしての資格取得がどのような意味を持つのかを掘り下げてみましょう。

four divers walking into the ocean

ダイブマスター資格の本来の目的

まず、ダイブマスターとは、ダイビング講習でインストラクターをアシスタントをする存在ではありません。ダイブマスターは、ダイビングの知識、技能、そしてリーダーシップを持って、ダイビンググループをリードする役割を担います。この資格を取得することで、例えばガイドとしてダイビングツアーを行ったり、ダイビングの安全性を高めたり、初心者ダイバーへのサポートを行うことができます。

ダイブマスター資格を活かす方法

ダイブマスターになったからといって、必ずしもダイビング業界で働かなければならないわけではありません。しかし、この資格をどのように活かすかは、個々の目標によって異なります。

趣味として活用する

ダイビングを趣味で続けている方にとっても、ダイブマスターの資格は大きな意味を持ちます。この資格を持っていることで、仲間とのダイビングの際にリーダーとしての役割を果たすことができ、他のダイバーをガイドしたり、ダイビングの安全管理を行ったりすることが可能になります。自分のスキルを高めながら、グループの楽しさを一層深めることができるのです。

たとえば、仲間と一緒に潜る際に、ダイブマスターとしての知識を活かし、より安全でスムーズなダイビングを実現することができます。自分のダイビングスキルに自信を持ち、リーダーシップを発揮することで、他のダイバーにも良い影響を与えることができるでしょう。

社会貢献として活用する

ダイブマスターとしての資格を持っていることは、ダイビングを通じて地域の環境保護活動に参加する際にも役立ちます。例えば、ダイブマスターとしてダイビングクリーンアップイベントや海洋保護活動に関わることができ、社会貢献の一環として活用することが可能です。

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フリーランスや非常勤スタッフとして活用する

フリーランスとしてダイビングガイドを行ったり、週末は、ダイビングショップの非常勤スタッフとしてガイドを行ったりすることもできます。ダイビング業界でのキャリアを選択する場合、ダイブマスター資格を持っていることは、グローバルな環境でも有利に働きます。

two divers spot a sea turtle underwater

ダイブマスターは誰にでも意味がある

結論として、ダイブマスター資格を取得することに「業界で就職する」ことが必須ではありません。それぞれの目的に応じて、この資格は有意義に活用できます。ダイビングをもっと楽しみたい、仲間と一緒にスキルを高めたい、社会貢献したいという気持ちがあれば、ダイブマスターの資格を持つことには大きな意味があります。

もし、ダイブマスター・コース受講を悩まれている方は、ダイブマスター資格を通じて、新たな冒険や自己成長のチャンスが広がることをぜひ知っておいてください。

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