2023年のAWAREオリジナルのCカードデザインは「ハンマーヘッドシャーク」です。
ハンマーのようなT字型の頭部が特徴的なこのサメは、 ダイバーから高い人気を誇ります。しかし、現在は絶滅のおそれのある生物に指定されており、「ワシントン条約(CITES)」締約国会議でも、2013年からヨゴレ、ニ シネズミザメと共に国際取引が規制される種に指定されています。
ハンマーヘッドシャーク(シュモクザメ)のひれは他のサメに比べて価値が高いので、いくつかの地方ではそれを狙った漁が増えてきています。捕獲のデータが得られているところでは、かなり顕著な減少の記録がみられます。アカシュモクザメ自体とシュモクザメ類の連結データは、南アフリカ、北西・西中部大西洋、ブラジルなどの海域で この30数年間に 50~90%も減少しているとの報告があります。
AWAREでは、「サメとエイの保護」を大きなテーマのひとつに掲げており、今後も力を入れていく予定です。
このような背景と併せて、ハンマーヘッドシャークをはじめとする海洋生物を保護するための環境保全活動についてもご理解いただければと思います。
海を愛するダイバー、そして海の代弁者として、海洋環境保護に貢献していきましょう。
各種PADIコースの申請の際、AWARE財団へ一口500円以上の寄付により発行されます。
AWAREカードの発行は、PADIダイブセンター/リゾート、PADIプロフェッショナルにお問い合わせ・お申し込みください。
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AWARE オリジナルデザインのPADI認定Cカード(日本版)は、PADIダイバー認定時に一口500円以上の寄付をすることで入手できます。いただいた寄付金は、世界の海洋保全のために地域の活動を推進する非営利公益団体「PADI AWARE財団」に寄付されます。PADI AWARE財団は、PADIブランドの力を背景に、世界中の6,600のダイブセンターとリゾート、128,000人以上のプロフェッショナル・メンバーからなる世界最大のネットワークに支えられ、ダイバーとダイビング業界の影響力を活用して、気候変動・海洋生息地の喪失・デリケートな種の保護と保全など、海洋環境が直面する重要な脅威に取り組んでいます。