「しばらく潜っていないけれど、また潜れるだろうか。」実はこのようなご相談は、とても多く寄せられます。久しぶりのダイビングを前に、
「スキルを覚えているだろうか」「周りに迷惑をかけないだろうか」と不安に感じるのは、ごく自然なことです。

そこでおすすめしたいのが、リフレッシュコースの受講です。では、「どのくらいブランクがあったら必要なのか?」ここが一番気になるポイントではないでしょうか。

実は、「○ヶ月空いたら必須」といった明確な基準はありません。ただし、おおよそ以下のような目安があります。

  • 数ヶ月〜半年:状況によってはそのままでも問題ない場合もある
  • 1年以上:基本的にはリフレッシュを推奨
  • 数年:リフレッシュコースの受講がほぼ必須

とはいえ、この判断は一概には言えません。経験本数が多いダイバーや、アドバンス以上の資格を持っている場合には、ブランクがあっても比較的スムーズに感覚を取り戻せることもあります。そのため実際には、いくつかの基本的な知識を確認しながら、リフレッシュの必要性を判断していくことが重要です。


こんな質問、すぐ答えられますか?

何問正解できるか、ぜひチェックしてみてください。ここで紹介する質問は、リフレッシュコースが必要かどうかを判断するための正式なテストではありません。あくまで、スキルを定期的に見直すことの大切さを感じていただくための一例です。

質問:スクーバダイビングで一番大切なルールは?
答え:呼吸を止めず、常にゆっくりと呼吸し続けること。

Q2. レギュレーターが口から外れたらどうする?
答え:落ち着いて息を吐きながら、アームスイープ法またはリーチバック法で回収します。

Q3. 耳抜きはいつ行うのが正しい?
答え:違和感を感じる前に、こまめに行うことが重要です。

Q4. バディを見失ったときの正しい対応は?
答え:約1分間、上下・前後を含めて周囲を確認し、見つからなければ安全に浮上します。

Q5. BCDが勝手に膨らみ続ける場合はどうする?
インフレーターから中圧ホースを外し、排気バルブから空気を抜いて浮力をコントロールします。


リフレッシュは「やり直し」じゃなくて「再スタート」

「もう一回講習を受けるのってちょっと面倒…」そう感じる方も多いですが、リフレッシュコースはゼロからやり直すものではありません。器材のセッティングや基本スキルの確認、感覚を取り戻す練習など“思い出し”がメインです。ここでしっかり整えておくことで、その後のダイビングが一気に楽しくなります。

ダイビング安全機関であるDivers Alert Network(DAN)も、次のように述べています。

ダイビングには、講習で身につけ、その後も継続的な実践によって維持していくべき特別なスキルが必要です。いわゆる「使わなければ失われる(Use it or lose it)」という考え方は、ダイビングにおいて特に当てはまります。実際、わずか6ヶ月のブランクでもスキルは低下し始めるとされており、多くのインストラクターや教育機関は、1〜2年のブランクがあればリフレッシュトレーニングが必要と考えられています。また、長期間ダイビングから離れていた場合には、再開する前に知識と水中スキルの両方を体系的に見直すことが強く推奨されています。


PADI ReActivate®|リフレッシュに最適なプログラム

ブランクダイバーにおすすめなのが、PADI ReActivate®(リアクティベート)プログラムです。このプログラムは、オンラインでの知識の復習+必要に応じた水中セッションで構成されています。

オンラインパートでは、自分の理解度に合わせて進められるのが特長です。すでに覚えている内容はスムーズに進め、忘れているポイントはじっくり復習することができます。器材のセッティングや中性浮力など、実際のスキルに不安がある場合は、PADIプロフェッショナルと一緒にプールや海などで練習し、実際のダイビングの感覚を取り戻していきましょう。プログラム全体は、最短で1日以内に完了するため、気軽にダイビング復帰の準備が整えられます。



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