ダイビング器材の選び方>水中カメラの選び方>撮り逃しなし。ダイビングでInsta360 X6を選ぶ理由」
目の前をマンタが通り過ぎた瞬間。振り返ると、すぐ後ろを泳いでいたウミガメ。仲間と一緒に潜ったときの何気ない一瞬。
ダイビングをしていると、「今の瞬間、撮りたかった!」と思うことがたくさんあります。でも水中では、カメラの画角を確認したり、被写体を追いかけたり、構図を考えたりしているうちに、大切な瞬間が過ぎてしまうことも。
そんな水中撮影を大きく変えてくれるのが、360度カメラ「Insta360 X6」です。
360度すべてを記録しておいて、撮影後に好きなアングルを選べる。つまり、水中では「とりあえず回しておく」だけ。今回は、ダイビングで360度カメラを愛用しているダイバー目線で、Insta360 X6が水中撮影におすすめな理由と、その魅力をご紹介します。
「とりあえず回しておけばOK」という安心感
360度カメラの一番の魅力は、なんといっても撮影時に画角を決めなくていいこと。
通常のカメラでは、被写体にレンズを向け、構図を決めて撮影します。
一方、Insta360 X6なら、カメラの周囲360度を丸ごと撮影。撮影後に映像の中から好きな方向を選び、通常の動画として切り出す「リフレーム」ができます。
たとえば、自分の前を泳ぐウミガメを撮影していたとき、実は後ろから仲間が泳いできていた――そんな場面でも、360度映像として残っていれば、あとから視点を変えて仲間の姿を映像に入れることができます。予想できない出会いが多い海の中だからこそ、「その場で画角を決めなくていい」ことは大きなメリットです。録画をスタートしたら、あとは海を楽しむ。

魚を目で追ったり、バディとコミュニケーションを取ったり、その場所の景色を自分の目で楽しんだり。Insta360 X6は、きれいな映像を残すためだけではなく、撮影することに縛られず、ダイビングそのものをより楽しむことができるカメラです。
ダイバーがInsta360 X6を選びたい理由
1.8K50fps。あとから切り出しても高精細
Insta360 X6は、360度動画を最大8K50fpsで撮影可能。
360度動画は撮影後に好きな画角を切り出して使用するため、元となる映像の解像度はとても重要です。サンゴ礁の広がりや魚の群れ、ダイバーと海中景観を一緒に収めたワイドなシーンなど、海の世界を高精細な360度映像として記録できるのは大きな魅力。
SNS用の縦動画、YouTube用の横動画など、ひとつの360度映像から用途に合わせて画角を変えられるのも360度カメラならではです。

2.「海の色」をきれいに残しやすくなった
水中撮影をしていると難しいのが「色」。
実際に目で見たときはカラフルだったサンゴや魚も、撮影すると全体的に青っぽくなってしまうことがあります。
X6は10-bitカラーに対応。さらに各レンズが独立して測光するAdaptiveTone 2.0によって、明るい部分と暗い部分が混在するシーンでも、より自然な色表現を目指した設計になっています。
水面から光が差し込むシーンや、明るい水面と暗い海中が同時に入るような場面はダイビングでも多いので、こうした環境でどこまで海の色やディテールを残せるのかは、ダイバーとしてうれしいポイントです。

3.「見えない潜水ケース Pro」で第三者に撮ってもらったような映像に
実際に水中で使っていて、「これぞInsta360!」と思うのが、自撮り棒や潜水ケースの存在感を感じさせない映像です。
X6の「見えない潜水ケース Pro」は水深60mまで対応し、360度映像ではケースが見えなくなるよう設計されています。
自撮り棒を伸ばして自分の少し前や後ろから撮影すると、映像だけを見るとまるで別のダイバーが自分を撮影してくれているような第三者視点に。
自分がサンゴ礁の上を泳いでいる姿や、大きな魚と一緒に泳ぐ姿など、「普通なら誰かに撮ってもらわないと残せない映像」を自分で撮れるのは本当に楽しいです。
特に、広い海の中に自分がぽつんと泳いでいるような引きの映像は、ダイビングのスケール感も伝えやすく、SNSでもお気に入りの撮り方です。

4.ケースなしでも水深20mまで防水
X6はIP68規格に準拠し、ケースなしでも水深20mまでの防水性能を備えています。専用の見えない潜水ケース Proを使用すれば水深60mまで対応します。
スクーバダイビングで360度動画を撮影する場合は、光の屈折や映像のつなぎ目への影響を抑えるためにも専用潜水ケースの使用がおすすめですが、シュノーケリングやスキンダイビングなど、さまざまな海遊びに持っていけるのも魅力です。

5.初心者ダイバーこそ「画角を気にしなくていい」のはうれしい
これから水中撮影を始めたい人にも、360度カメラはおもしろい選択肢だと思います。
水中では、浮力をコントロールしながら、残圧や水深、バディとの距離、周囲の環境など、確認しなければならないことがたくさんあります。
そこに「被写体を画面の真ん中に入れる」「水平を取る」「構図を考える」といったカメラ操作まで加わると、最初は大変です。
360度カメラなら、撮影時に細かく構図を決める必要がありません。
もちろん、安全にダイビングすることが最優先。
そのうえで撮影するなら、まずは録画して海を楽しみ、構図は陸に上がってから決める。
この撮影方法は、初心者ダイバーにとっても水中撮影を楽しみやすい方法のひとつだと思います。

6.ダイビングスタイルに合わせて選べる豊富な水中アクセサリー
X6はカメラ本体だけでなく、水中撮影に特化したアクセサリーが充実しているのも魅力です。


・リモコン付き水中自撮り棒
360度カメラと相性抜群なのが自撮り棒ですが、水中ではカメラが手元から離れるため、「ちゃんと録画できているかな?」と確認しづらいことがあります。
そんなときに便利なのが、リモコン付き水中自撮り棒。
手元から録画の開始・停止などを操作できるので、自撮り棒を伸ばした状態でもカメラ本体に手を伸ばす必要がありません。フル充電で最長72時間の連続撮影が可能。どんな瞬間も逃さず、長時間のダイビングにも安心です。


・ダイブバディ
より自由な水中撮影を楽しみたいときに活躍するのが「ダイブバディ」。
自分でカメラを持ち続けなくても撮影できるので、自分が泳いでいる姿を引きで残したり、バディと一緒に泳いでいるシーンを撮ったりと、通常の手持ち撮影とは違ったアングルを楽しめます。360度カメラだからこそできる、「誰かに撮ってもらったような映像」のバリエーションをさらに広げてくれるアクセサリーです。


7.「ゼロ編集」で、撮った後の編集までラクに
360度カメラに興味があっても、「360度動画って編集が大変そう……」と思っている人も多いのではないでしょうか。ダイビングでは1日に複数本潜ることがほとんど。たくさん撮影した日は、ホテルに戻ってからすべての動画を確認して、いいシーンを探して、画角を決めて、編集して……となると、正直かなり大変です。
そんな「撮った後」の手間まで減らしてくれるのが、X6の「ゼロ編集ワークフロー」。
一日の撮影が終わったらX6を充電。カメラ本体が撮影した映像を分析してハイライトを抽出し、360度映像からアングルを選んでVlogを自動で作成してくれます。
ダイビング旅行では、1日たっぷり潜った後も、器材を洗って、シャワーを浴びて、みんなでご飯を食べて……と、意外と忙しいもの。
そんな時間にX6を充電しておけば、その日の映像からVlogを作ってくれる。
「どのシーンを使おう?」「どこを切り取ろう?」という作業までカメラに任せられるのは、とても便利だと感じました。
もちろん、時間があるときは自分でリフレームして、こだわりの映像を作ることもできます。
自分でじっくり編集したいときと、とにかく手軽に思い出を残したいとき。その両方に対応できるのがX6の魅力です。
普段からSNS用の動画をたくさん撮る人はもちろん、「動画は残したいけれど、編集まではなかなかできない」というダイバーにも使いやすい機能だと思います。

X5ユーザーだから感じた、Insta360 X6の進化

会社員として働きながら、年間100〜150本のダイビングを楽しむダイビングクリエイター。これまでのダイビング本数は850本。国内外のさまざまな海を潜りながら、海やダイビング、旅の魅力をSNSで発信しています。
私はこれまでInsta360 X5もダイビングで愛用してきました。X6を実際に水中で使ってみて感じたのは、画質や撮影性能だけでなく、ダイバーにとっての「使いやすさ」がさらに進化していることです。
① 本体も潜水ケースもコンパクトに。水中撮影がより快適に
X6でまず進化を感じたのが、本体と潜水ケースのコンパクトさです。
X6の「見えない潜水ケース Pro」は、X5で使用していた潜水ケースと比べてコンパクトになり、本体自体もよりコンパクトに。
ダイビングではBCDやレギュレーター、ダイブコンピューターなど、ただでさえ身につける器材が多いので、カメラ機材が少しでもコンパクトになるのは想像以上にうれしいポイントです。
実際に水中で使ってみても取り回しがよく、撮りたい瞬間にサッとカメラを構えやすくなったと感じました。
さらに「見えない潜水ケース Pro」は、水中での360度映像のスティッチングや画質にもこだわった設計になっていて、コンパクトになっただけでなく、より高品質な水中撮影を楽しめるようになっています。
X5から使っている私としては、「小さく、扱いやすくなったのに、水中撮影のクオリティはさらに進化した」というのが特に印象的でした。

② X5からさらに高画質に。魚も人もきれいに残せる
X5でも水中撮影の画質には満足していましたが、X6を実際に使ってみて感じたのが、水中映像のさらなる高画質化です。
魚の細かな模様や色、水中の景色や、ダイバーの姿や表情もきれいに残せるようになったと感じました。
特にダイビングでは、光が少ない場所や透明度など、その日の海況によって撮影環境が大きく変わります。そんな水中でも、X5と比べてよりクリアでディテールのある映像を残しやすくなったのは、うれしい進化ポイント。

③ 内蔵ストレージ搭載で「SDカード忘れた!」にも安心
そして「これは便利!」と思ったのが、本体に内蔵ストレージが搭載されたこと。
意外とありがちなのが、「microSDカードを入れ忘れた!」というトラブル。
X6なら本体に保存できる内蔵ストレージがあるため、microSDカードが手元にないときにも撮影できるのがうれしいポイントです。
さらに、ダイビング中にmicroSDカードの容量がいっぱいになってしまったときのバックアップとしても心強い存在。
せっかくの海で「容量がないから撮れない」という事態を減らしてくれるのは、実際にさまざまな場所へカメラを持って潜るダイバーとして、とてもありがたい進化だと感じました。
画質などのスペックアップだけでなく、潜水ケースがコンパクトに、本体も小さく、さらに内蔵ストレージも搭載。X5から使ってきたからこそ、X6はスペックだけでは見えにくい、「実際に海へ持っていったときの使いやすさ」がしっかり進化していると感じています。

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