世界中で語り継がれる「人魚(マーメイド)」の伝説。その姿や意味は文化によってさまざまですが、どの物語にも共通しているのは、“神秘的で人の心を惹きつけてやまない存在”だということです。
そんなマーメイドへの憧れを、現代で実際に体験できる方法をご存じですか?PADIの「マーメイド・プログラム」では、フィンを使った優雅な泳ぎ方や水中パフォーマンスを学びながら、まるで伝説の存在になったかのような感覚を味わうことができます。
今回は、世界のマーメイド伝説をめぐったあと、“現代のマーメイド”になるための第一歩をご紹介します。
世界各地の人魚伝説
セイレーン
ギリシャ神話では、美しい歌声で船乗りを惑わせる“セイレーン”が登場します。その魅惑的な歌声で航海者を惑わせ、船を難破させてしまう存在として知られていました。
かつてセイレーンたちは、“上半身が女性、下半身が鳥”という姿で表現されていましたが、時代とともに“上半身が女性・下半身が魚”という、現代のマーメイド像に近づいていきました。
特に有名なのが、ホメロスの叙事詩『オデュッセイア』。
主人公オデュッセウスは、セイレーンの歌声に惑わされないよう、仲間の耳に蝋を詰め、自らは帆柱に縛りつけて航行しました。
彼は歌声に誘惑されながらも、唯一生還した人物として語り継がれています。
セイレーンの伝説は、マーメイドが単なる美しい存在ではなく、危うさと神秘を併せ持つ存在であることを教えてくれます。

アマビエ
アマビエは、江戸時代の肥後国(現在の熊本県)に現れたとされる、半人半魚の妖怪です。長い髪とくちばしのような口、ウロコに覆われた身体、そして3本の足を持っていたと伝えられています。
驚くべきは、その登場シーン。海から現れたアマビエは、役人にこう告げたのです。
「これから6年間は豊作が続くが、疫病も流行する。そのときは私の姿を描いた絵を人々に見せよ。」
この伝説により、アマビエは “疫病退散の象徴” として信じられるようになり、2020年のコロナ禍では再び注目を集め、日本全国でイラストやグッズが登場しました。
マミ・ワタ
“マミ・ワタ”は、西アフリカやカリブ海諸国の神話に登場する著名な水の精霊で、その名は「水の母(Mother of Water)」を意味しています。マミ・ワタの姿は地域によってさまざまですが、多くの場合、上半身が女性・下半身が魚というマーメイドのような姿で描かれます。長い黒髪に煌びやかなジュエリー、そして蛇を巻きつけていることもあり、神秘的で魅惑的な雰囲気に包まれています。
幸運や富をもたらす存在とされ、信仰の対象にもなる一方で、不運の前兆となる可能性もあるという二面性を持った存在でもあります。
伝説を抜け出して、現代のマーメイドになる方法
セイレーン、アマビエ、マミ・ワタ──
その姿や役割は異なっていても、どの時代でも人々はマーメイド伝説に心を奪われ、魅了されてきました。
そしていま、そのマーメイドに実際になれる方法があります。
それが、PADIのマーメイド・プログラムです。これはコスチュームだけの体験ではなく、人魚のように水中でしなやかに泳ぐための本格的なスキルを、安全かつ楽しく身につけられるプログラムです。
PADIマーメイドコースの魅力
- 初心者OK!:泳ぎに自信がない方でも安心。基本のスキルから丁寧に学べる ステップバイステップのレッスン で、無理なくマーメイド体験をスタートできます。
- 安心のPADIクオリティ:世界中で信頼されているPADIの指導システムを採用。安全第一のレッスンで、初めての方でも安心して参加できます。
- 写真映えもバッチリ:カラフルなマーメイドフィンをまとい、優雅に泳ぐ姿はまさに夢のよう。SNSや動画にも映える体験として、思い出にもシェアにもぴったりです。
こんな人におすすめ!
- 子どものころから人魚に憧れていた人
- 水の中で美しく泳ぐ技術を学びたい人
- 映える体験をSNSや動画でシェアしたい人
- 新しいことに挑戦したい、ワクワクする趣味を探している人

マーメイドになるなんて夢の話…と思っていた方にこそ、体験してほしいPADIのマーメイドコース。水中でしなやかに泳ぐ感覚は、きっとあなたの中に眠る“海へのあこがれ”を呼び覚ましてくれるはずです。
さあ、次はあなたの番。“現代のマーメイド”として海の世界を自由に泳いでみませんか?



