この記事では、PADI AWARE® 認定カードの重要性について説明します。
PADI AWAREカードと他のPADI認定カードの違いは?
PADIのすべての認定カードは、あなたが正式にトレーニングを受けたPADIダイバーであり、水中世界で探検する資格があることを示すためのものです。
PADI AWARE認定カードを購入することで、海洋保護をサポートすることができます。各PADI AWARE認定カードには、PADI AWARE財団への直接の寄付が含まれています(詳細は下記に)。
誰がPADI AWAREカードをもらえますか?
すべてのPADIコース受講生は、PADIコースの修了時にスタンダードカードかPADI AWAREカードのどちらかを選ぶことができます。PADI AWAREカードを希望するときはあなたのPADIインストラクターまたはダイビングショップに、PADI AWAREカードにアップグレードしたいと伝えてください。(コースを受けたダイブセンターやリゾートのショップの方針としてすべてのカードをAWAREカードにしている場合もあります。)
むしろ、スキューバダイバーからフリーダイバー、マーメイドまで、多くのダイバーにとってPADI AWAREカードを選択することはもはや当たり前になりつつあります。
すでに認定されている方で、 既存のカードを交換したい、またはカードを紛失してしまった場合は、PADI AWAREカードの再発行も簡単にできます。
PADI AWARE認定カードはプラスチックカードですか?
現在日本ではコース修了時に受け取る認定証は、スタンダードカードも、PADI AWAREカードもリサイクル素材から作られたプラスチックカードがデフォルトとなります。
eCardは環境にやさしい選択肢です。紙やプラスチックの使用を減らし、いつでもスマートフォンやタブレットで認定証を確認できます。再発行で希望される方は、eCardでエコな選択してみてください。
どのようなデザインがありますか?
人の目を引き、記憶に残るようデザインされたPADI AWAREカードは、そこにあしらわれたPADI AWAREのロゴのおかげで、誰でも一目で分かります。
現在は以下の3種類のデザインから選択できます:
- アオウミガメ by Stan Moniz:ハワイ、マウイ島西海岸沖のアクアマリンのオアシスに浮かぶアオウミガメ。ダイビング・スキルを向上させると同時に、海洋保護と海洋動物保護の意識を高めていきましょうというメッセージが込められています。
- ハンマーヘッドシャーク by Jay Clue:バハマ諸島のビミニ島で有名なサメで、体長は13フィート(約4メートル)を超えるグレート・ハンマーヘッド・シャーク「ガイア」。サメ保護に強い関心を持つダイバーにおすすめです。
- 空飛ぶクジラ by Shawn Heinrichs:トンガ王国で撮影された巨大ザトウクジラで力強いイメージのカードです。
PADI AWAREカードはどのように海洋保護に役立っていますか?
PADI AWARE財団のCカードのデザインは、人気の水中写真家による美しい写真をが採用されているだけでなく、寄付金という最も実用的な方法で海洋保護に貢献しています。
AWAREカードの購入は、一枚ごと500円をPADI AWARE財団に寄付され、様々な地域プロジェクトを通じて海洋保護に貢献します。具体的には、PADI AWAREは世界各地の地域で行われる以下のような活動を支援しています:
- 海洋ごみの回収
- サンゴ礁のモニタリング(調査)
- 絶滅危惧種の保護
- 海洋保護区の増加
- ダイビング活動のカーボンフットプリントの削減
2024年、PADIはその自然保護への取り組みが評価され、Fast Companyの「最も革新的な企業」リストに掲載され、私たちの努力の集大成はついに実を結ぼうとしています。この公式な認定は、私たちの行っていることが機能し、地球に良い影響を与えていることを明確に示すものです。皆様のサポートがなければ、このようなことは不可能でした。
限定カード
すべてのPADI AWAREカードは限定版として販売されていますので、販売終了後は入手できません。ただし、新しいデザインが定期的にリリースされます。
なぜ限定版なのか? それは、海洋と生物を美しく表現した写真家の創造性に敬意を表したいからです。さらに、限定版はコレクターアイテムであり、ダイビング認定に伴う貴重な記念品です。
AWAREカードをゲットしよう
ダイバーでありながら、海が脅威にさらされているこの現状を見ぬふりすることはできません。
ダイブコースを受講中の方も、すでにお持ちのカードを交換したい方も、ぜひPADI AWAREカードを選択し、大切な海を守るために貢献しましょう。AWAREカードをご希望の方は、認定カード申請時に担当インストラクターにお申し出ください。カードの再発行は、こちらをクリックしてください。