もしダイバーになることを考えているなら、悩む必要はありません。海は一年中、無限の楽しみに満ち溢れています。

最初の一歩は、PADIオープン・ウォーター・ダイバー・コースにPADIダイブセンターで申し込むことです。世界最高水準のトレーニングを持つPADIインストラクターから指導を受け、ダイバー認定を取得できます。

水中での素晴らしい冒険を始めるにあたり、PADIインストラクターがあなたを導いてくれますが、本記事では、PADIオープン・ウォーター・ダイバー・コースをより円滑に受講するためののヒントをご紹介します!

自分に合った信頼できるダイビングショップを選ぶ

ダイビングを始める際に特に重視したいのが「ダイビングショップ選び」。ダイビングショップは、講習を開催するだけでなく、器材の販売・メンテナンス、ファンダイビングツアーの開催など、実にさまざまな役割を持っており、あなたのダイビングライフをサポートしてくれます。

PADIオープン・ウォーター・ダイバー・コースは、自宅や会社近くにあるショップでも、旅行先のリゾートにあるショップでも受けることができます。その中でも、スタッフが多く在籍する大型ショップや、家族経営のアットホームなショップなど、その形態は実にさまざま。いろいろなタイプのショップを実際に見て判断してみてください。

メディカルチェック

スクーバダイビングには、最低限の健康状態と体力が必要です。ダイバーメディカル/参加者チェックシートをダウンロードし、まずは自己チェックをしてみてください。これには医師の署名が必要な場合があります。

一般的に、狭心症や心筋梗塞などの循環器系疾患をお持ちの方や、頻繁にぜんそくの発作がある方、貧血や高血圧の方なども、かかりつけの医師とご相談いただき、慎重な判断を仰いでください。また、医師の許可を得られたとしても、最終的にダイビング参加に問題がないかPADIショップやPADI プロフェッショナルメンバーにご相談ください。
もし、あなた(またはあなたの医師)が医学的にダイビングをしても問題がないか疑問な時は、ダイバーズ・アラート・ネットワーク(DAN)  の専門家に相談してみましょう。

スキマ時間にPADI eラーニングで学習

従来、PADIオープン・ウォーター・ダイバー・コースの知識開発(学科講習)は、紙の教材とクラスルームで行われていましたが、現在は、eラーニングが主流になってきました。時間と場所の制約が少なくなり、自分のペースで学ぶことができる上、スケジュールの調整もしやすいのがメリット。通学・通勤、就寝前のベッドタイムなど、スキマ時間でコツコツと学習を進められるため、習熟度も高い傾向にあります。

A diver accessing PADI eLearning from their mobile phone during a flight to a scuba destination

肉体的にも精神的にもコンディションを整える

ダイビングは、集中力、スキル、体力、そして即座の判断力が求められます。そのため、PADIオープン・ウォーター・コースを開始しようとするときは、必ず万全のコンディションをで臨むようにしましょう。

特に海外でのコース受講を考えている場合は、数日前に到着するようにすると、時差ぼけもなく、飛行機の乗り遅れや荷物の紛失の心配もありません。

また、コース開始前夜に十分な睡眠をとりましょう。寝不足だと、耳抜きがうまくいかなかったり、船酔いの原因になることもあります。

健康的な食事を心がけ、消化不良の原因となる脂っこいものや重たいものは避けましょう。また、翌日に支障が出てしまうほどの飲酒も厳禁です。

Three scuba diving friends and diving buddies cheering and celebrating after a dive at the inland site at Vobster, UK

当日は、時間に余裕を持って行動する

初めての水中体験にきっとあなたは、ワクワクした気持ちと同時に緊張するかと思います。そんな中で、時間にゆとりがないとストレスを感じてしまうことでしょう。PADIオープン・ウォーター・ダイバー・コースで、水中スキルを練習するときは、リラックスした状態で取り組むことが非常に重要です。前日にすべての持ち物を用意し、確認しておけば、当日の朝にバタつくことはありません。また、道路が混んでしまう可能性や、荷物を運ぶ時間などを考慮して、時間に余裕を持って行動しましょう。

わからないことは遠慮なく質問をする

PADIオープン・ウォーター・ダイバー・コースで学ぶ内容には、すべて理由があります。このコースで学んだスキルは、ダイビング中にいつ必要になるかわかりません。わからないことがあったら、インストラクターやダイブマスターに聞いてみましょう。誰もが最初は初心者で、彼らはプロであり助けてくれる存在ですから、否定的になったり、恥ずかしがったりする必要はありません。あなたが何気なく聞いた質問が、他の誰かの助けになるかもしれません。

An instructor helps students with their gear

オープンマインドでいる

多くの人にとって、水中で息をすることは全く新しい体験です。そして何か素晴らしいことや新しいことにチャレンジした達成感が味わえることでしょう。とはいえ、新しい知識や技術には戸惑いや不満、困難がつきものです。上手く行かないことがあってもあきらめないで、心を開いて学ぶ姿勢で臨んでみてください。

多くの人は、コースの前や特定のスキルを行う際に緊張しますが、コース中のすべての経験は、あなたが今後自信をしっかり持ったスクーバダイバーになるために必要なものばかりです。そのような時には、水中世界を楽しむ方法を学べることがいかに幸運であるか、ポジティブに考えてみましょう。

また、水面休息時間に一緒になった周りの先輩ダイバーにこれまでのダイビング経験談を聞いて、これからどのような水中の楽しみが待っているか、期待を膨らませるのも良いかもしません。

Instructor and student diver communicating with hand signal underwater

他の受講生と比較はしない

講習中では、他の受講生と自分を比較したくなることがあります。しかし、それは無用です。人はそれぞれ、学ぶ速度が違い、隣の人にとっては簡単であっても、あなたにとっては難しいかもしれません。比べて嫌な思いをする必要はなく、レースでもなければ競争でもないことを忘れないでください。

オープン・ウォーター・ダイバー・コースの目的は、新しいスキルや知識をしっかり習得することです。新しいスキルをどれだけ早く習得したかを気にする必要はありません。次のダイビングを躊躇なく楽しめるように、やり方をしっかりと理解することが大切です。

two student divers smiling at each other during confined water dive
忘れてはいけないのは、レースでもなければ、競争でもないということです。仲間のダイバーを応援しましょう。

最後に、自分を褒めてあげてください。オープン・ウォーター・ダイバー・コースの後、あなたは世界で最高のコミュニティに参加することができます。私たちは、あなたと一緒に飛び込む準備ができています。さあ、今すぐ始めましょう!

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