9月19日(土)、PADI AWARE(日本)のパートナーであるNPO法人 海さくらによる、毎月恒例のごみ拾いが実施されました。
毎年9月20日は「World Cleanup Day」。世界中の人々が一斉に地球をきれいにする日です。
その始まりは、北欧エストニアで生まれた市民運動。現在では国連加盟国の約90%が参加する世界的な活動へと広がり、2023年には国連総会で、9月20日が国連の定める国際デーとして登録されました。
今回の海さくらのごみ拾いも、World Cleanup Dayの一環として開催。
「海は、世界とつながっている」
そんなことを少しだけ想像しながら、この週末、世界中のどこかで同じようにごみを拾っている人たちに思いを馳せながら、ごみ拾いがスタートしました。
夏の終わりに残されたもの
連日の雨予報に加え、今回は台風も接近。開催できるのか、最後まで心配されました。
それでも当日は雨に降られることなく、少しずつ秋の気配を感じる心地よい空気のなかで、ごみ拾いを行なうことができました。海水浴シーズンも終わり、海の家も解体された浜は、夏の喧騒が嘘のように広々としています。
しかし、そこには夏の終わりならではの「ごみ」も残されていました。
海の家の解体後に残されていたのは、釘や結束バンドなど。目立つごみだけではありません。小さな釘や金具は、裸足で歩く人にとって危険な存在です。

青い空、きれいな浜、穏やかな海。
そんな美しい景色の中に、ごみは必要ありません。ましてや、人を傷つける可能性のある危険物なら、なおさらです。
海で思い切り遊んだなら、帰るときには、来たときよりも少しだけきれいにして帰る。
そんな意識が、当たり前になってほしいと思います。
ごみは、人間の姿を映す
花火大会の後もそうですが、多くの人が楽しんだ場所には、最後に「ごみ」という形で人間の行動が残されます。
楽しかった時間の裏側に、誰かが片付けなければならないものが残る。
そう考えると、ごみは単なる「モノ」ではなく、私たちの行動そのものを映し出しているのかもしれません。
そんな少し切ない9月のごみ拾いでしたが、もちろん海さくららしい楽しさも。
今回は恒例の「おもしろいごみ拾った選手権」も開催され、会場は爆笑の連続。拾ったごみをきっかけに、参加者同士の会話も自然と生まれました。
さらに今回は、2026年に藤沢市と横須賀市を舞台に開催予定の「第2回 世界ろう野球大会(WDBC)」に出場予定のデフ野球チームのメンバーも参加。
海をきれいにするというシンプルな活動を通じて、さまざまな人が出会い、つながっていきます。






小さなごみ拾いが、世界につながる
今回は大きなイベントではありません。
ただ、みんなで浜を歩き、ごみを拾い、時には笑いながら話をする。
海さくらのごみ拾いには、そんなシンプルさがあります。だからこそ、そこにはいつも穏やかな空気が流れています。
そして、ひとりでは小さく見えるこの活動も、世界中で同じ日に行なわれているごみ拾いとつながれば、大きな輪になります。
世界のどこかで、誰かが拾っている。
そのことを少し想像するだけでも、目の前の海が、少し違って見えるかもしれません。
秋の海を、これからもきれいに
日が落ちるのも、ずいぶん早くなりました。
気温も少しずつ下がり、季節は夏から秋へ。海の表情も、これから少しずつ変わっていきます。
季節の変わり目、体調には気をつけながら、外へ出て、元気にごみを拾いましょう。
きれいな海は、誰かが守ってくれるものではなく、私たち一人ひとりの小さな行動からつくられていきます。

参加人数:402人
可燃ごみ 24袋/不燃ごみ4袋/ペットボトル 2袋/缶 2袋/ビン 0.4袋(30リットルごみ袋換算)

次回はPIG FES.(Peaceful Inclusive-beach Goals Festival)!PIG FES.とは、みんなが平和で安心安全に楽しめる海や浜を目指すイベントです。ビーチクリーンで海や砂浜をキレイにしたあと、障害のある方もない方も誰もが楽しめるように工夫された様々なスポーツやワークショップが体験できる、ワクワク魅力的なフェスです。
2026年のテーマは「TOGETHER」!
●2026年10月17日(土)
●12:00~15:15(受付 11:00〜)
※ 参加ご希望の方は、こちらより事前申し込み・集合場所などの詳細確認をお願いします(申込締切 2026年9月18日(金))。
※ 雨天決行/荒天中止























