9月20日(日)、岐阜県・美濃市を流れる長良川で、「清流 長良川リバーダイビングリゾート」の協力のもと、水中と陸上の清掃活動を実施しました。

この日は「World Cleanup Day」。地元の皆さんをはじめ、多くの方にご協力いただき、長良川の環境保全に取り組みました。

今回の活動で大切にしたかったのは、単発のイベントとして人を集めることではありません。

長良川では、「清流 長良川リバーダイビングリゾート」が12年にわたり、地域の皆さんとともに清掃活動を続けてきました。今回からPADIジャパン/AWARE(日本)もこの活動に加わり、長年にわたって地元で積み重ねられてきた取り組みを、これから一緒に支えていくことになりました。今回のイベントは、その新しい一歩でもあります。

長良川を「潜って楽しむ」だけでなく、その環境を「守る」。

今回の活動は、そんなダイビングの新しい楽しみ方にもつながっています。

● 参加人数:60人強(水中清掃(ダイバー)9名、陸上清掃 50数名)

● 参加PADIショップ:清流 長良川リバーダイビングリゾート、マリンクラブカワウソ

● 回収したごみ:可燃 6袋/不燃 2袋/ペットボトル 1袋/ビン 0.5袋/缶 0.5袋(ごみ袋は45リットル相当)/その他、不法投棄ごみ:たくさん


オオサンショウウオが暮らす、清らかな水の流れる長良川

長良川では、海とはまったく異なる淡水の水中世界を楽しむことができます。
川底の地形や豊かな水生生物、流れの中を進む独特のダイビング。そして、特別天然記念物のオオサンショウウオが生息できるほどの清らかな水をたたえる、長良川。その水の中に潜れば、海とはひと味違う、川ならではの世界が広がっています。川底の地形や水生生物、清らかな流れを感じながら進むダイビングは、長良川ならではの特別な体験です。
清流 長良川リバーダイビングリゾートでは、少人数でのリバーダイビングを通じて、こうした川の魅力を伝えています。

水とともに育まれた、美濃のまち

長良川の魅力は、水中だけではありません。
美濃市は、豊かな水とともに1300年の歴史を持つ美濃和紙の文化が育まれてきたまち。江戸時代から和紙商人の町として栄えた「うだつの上がる町並み」や、かつて水運の拠点として栄えた上有知湊(こうずちみなと)など、長良川と深く結びついた歴史や文化が今も残っています。
また、長良川に架かる美濃橋は、現存する日本最古の近代ペデストリアン(歩行者用)鉄骨吊り橋です。鮮やかな赤い橋体と清流のコントラストが美しい名所で、国の重要文化財に指定されています。
ダイビングを楽しんだ後は、町並みを歩き、美濃和紙に触れ、地元の食を味わいましょう。
「潜って、歩いて、味わう」。長良川でのダイビングは、水とともに育まれてきた美濃のまちそのものを楽しむ旅にもつながります。


ダイバーだけではない。地域みんなで守る長良川へ

今回は、美濃市長や岐阜県議の皆さまにもご参加いただきました。
これまでダイビングショップを中心に続けられてきた活動が、行政や地域の皆さんとのつながりへと広がっていく。長良川の環境保全を「ダイバーだけの活動」ではなく、地域みんなで考え、守っていく活動へ。
その意味でも、今回のイベントは大きな一歩となりました。
受け入れ人数の関係から、大人数のダイバーを集めるイベントではありません。しかし、だからこそ、地元の人たちと顔を合わせ、一緒に汗をかき、地域の活動として積み重ねていくことに意味があります。

美濃市長の篠田 啓介氏
岐阜県議会議員の佐藤 武彦氏
美濃市長、岐阜県議と地元の皆さん

長良川から、地域とともに守る未来へ

今回をきっかけに、地元ショップ、自治体、地域の皆さん、そしてダイバーがつながりながら、長良川の環境保全をさらに広げていければと思います。
12年間続いてきた地元の活動に、PADIジャパンとAWARE(日本)が加わった2026年。
長良川を、潜って、守って、未来へ。これからもWorld Cleanup Dayに合わせ、地域の皆さんと一緒に、長良川の魅力と環境保全の大切さを発信していきたいと思います。




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