2026年9月26日(土)、PADIジャパン/AWARE(日本)も参加する沖縄・恩納村のサンゴ保全プログラム「チーム美らサンゴ」による、今年3回目の植え付けイベントが開催されました。
台風26号の影響が心配されましたが、当日は海も穏やかで絶好のコンディション。
ダイバー11名、ノンダイバー21名の計32名が参加し、サンゴの未来につながる活動に取り組みました。

記録的な海洋熱波が、サンゴを襲った2024年
2024年、記録的な海洋熱波によって、日本国内だけでなく世界各地で大規模なサンゴの白化が発生しました。
2024年夏から秋にかけて、海水温が平年より1〜3℃高くなったことで、沖縄県・瀬底島では同年9月にサンゴの半分近くが完全に白化。さらに、2025年2月の調査では、生きたサンゴの面積が白化前の半数以上減少したと言われ、多くのサンゴが命を失いました。
沖縄本島の浅瀬でも、高水温に加え、台風の接近が少なかったことなどが影響し、広範囲で白化や死滅が確認されました。
サンゴにとって、海水温の上昇は生き残りを左右する深刻な問題です。そして、その影響は「チーム美らサンゴ」の活動にも及びました。
親サンゴまで白化 ― それでも、再生への歩みを止めない
参加者が植え付けるサンゴの苗。そのもととなる「親サンゴ」までもが白化の被害を受けたのです。サンゴを育て、海へ戻す。その活動の根幹が脅かされる厳しい状況でした。
それでも、サンゴの養殖に長年取り組む銘苅さんをはじめ、地元・恩納村漁協の皆さんの協力によって、養殖は再スタートを切りました。
サンゴを育てることは、一朝一夕に成果が出るものではありません。自然環境の変化と向き合いながら、試行錯誤を重ね、一歩ずつ続けていく必要があります。
今回のイベントは、サンゴを植え付けるだけでなく、こうした現場の努力や、活動を継続することの大切さを知る機会にもなりました。
参加者の声が、活動を続ける力になる
現場を見学した参加者からは、サンゴ保全への理解が深まったことや、活動に携わる人々への感謝を伝える声が寄せられました。
「社会貢献ができて嬉しかった!」
「サンゴについて詳しく知れて、サンゴを見る目が変わりました」
「現場の皆さんの取り組みに感謝の気持ちでいっぱいです」
「サンゴの奥深さを知り、活動を続けていく大切さを感じました」
「美らサンゴステッカーが欲しいです!」
こうした声の一つひとつが、日々サンゴと向き合う関係者にとって、大きな励みになります。
サンゴを知ること。実際の現場を見ること。そして、自分にできることを考えること。その経験が、海の環境を守るための次の一歩につながっていきます。
ご参加いただいた皆さま、そしてサンゴの再生に日々取り組む関係者の皆さまに、心より感謝申し上げます。
サンゴの未来は、一度植えて終わりではありません。育て、見守り、活動を続けていくこと。その積み重ねが、豊かな海の未来をつくります。




































