2023年10月21日(土)、AWARE(日本)のパートナー、NPO法人海さくらと日本財団ボランティアセンターによる「PIG Fes.」が神奈川県・片瀬海岸と江の島にて実施されました。

今回のPIG Fes.とは、「Peaceful Inclusive-beach Goals FESTIVAL」の頭文字をとったもので、「いつでも誰でも海においでよ!」と、そんな宣言をするイベント。
インクルーシブな浜・海になるようなゴールを目指して進むという、海さくらごみ拾いとしては初の試みのイベントでした。
そのスタートを多くの方・団体のご協力・ご尽力によって無事にきることができました。さらに、共催でNPO法人・海さくらと共に熱く準備をしてきた日本財団ボランティアセンターの皆さま、藤沢市の皆さまの多大な協力があってこそ、実現・実施できたイベントでした。

午前中は通常のごみ拾いを行ない、午後からはそれぞれのアクティビティで楽しんでいただきました。

参加人数:575人
可燃ごみ:33袋/不燃ごみ:15袋


イベント会場は2つ、江の島漁港での「岸壁幼魚採集」と「海中清掃」と片瀬東浜海岸での各種アクティビティ

今回はイベント会場が2つありました。早朝は江の島漁港での「岸壁幼魚採集」と「海中ごみ拾い」でした。

江の島漁港会場:岸壁幼魚採集の先生である「鈴木香里武」さんと幼魚観察会

たくさんの子供たちに参加いただき、岸壁幼魚採集家の「鈴木 香里武」さんと一緒に幼魚採集。お魚についてのお話しや採集するときの注意事項などを聞き、子供たちはライフジャケットを着てタモ網を持ち、漁港でそれぞれ採集を楽しみました(採集のあとは、すべて海に帰してあげました)。
採集のあとは、香里武さんとどんな生き物が見つかったか、どこで見つけたかなどのお話しをして、いろいろな解説をしていただきました。

  

江の島漁港会場:ダイビングショップNANAさんと海中清掃

葉山にあるPADIダイブリゾートの「ダイビングショップNANA」さんと15人のダイバーにご協力をいただき、江の島・西浦沖で海中清掃を行ないました。NANAの佐藤さんは「あまりごみはないんじゃないかな」という予想でしたが、やはり海中にはそれなりにごみが。中でも釣りの仕掛けと思われる釣り糸が他のいろんなごみを巻き込み、大きな塊となっていました。この日の回収量の合計は17.75キログラムでしたが、この釣りの仕掛けの塊だけで10キログラムほどありました。

  

片瀬東浜会場では、プラスチックごみアートでAWAREロゴも作成!

海岸で実施されているアクティビティのなかのひとつで「プラスチックごみアート作り」があり、そこでAWAREのロゴをプラスチックごみで作りました。2019年に「海さくら&AWAREコラボイベント」として同様のことをやりましたが、その後AWAREのロゴも変わったこともあり、今回改めての作成となりました。たくさんの子供たち、ご家族などにご協力いただき、AWAREのロゴとタツノオトシゴのパネルを各1枚作成しました。

  


片瀬東浜会場:いろいろなアクティビティ

湘南バリアフリーの皆さまによって、砂浜には合計250メートルのマットが引かれました。これによって、車いすの方、杖を突いている方なども歩きやすくなりました。

  

ビーチテニス

  

フラダンス

  

アウトリガー

  

キッズボート

  

ビーサン飛ばし

  

ビーチサッカー

  

ビーチヨガ

  

ビーチ相撲

  

廃油ロウソク制作

  

廃材で作った絵の具で書くお絵かきコーナー

  

フレスコボール

  

ボッチャ

  

モルック

  

ラダーゲッター

  

※ 写真:上重泰秀(じょうじゅう やすひで)カメラマン

 

 

 

 

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