待ちに待ったダイビング旅行まであと少し。どんな海に出会えるのか、考えるだけでもワクワクしますよね。その一方で、出発前に待っているのが器材のパッキング。

「忘れ物はない?」「これも持っていったほうがいい?」「全部入れたら重すぎる……」と、荷造りに悩んだ経験があるダイバーも多いのではないでしょうか。

使い慣れた自分の器材なら、フィット感や使い方も分かっているので、旅先でも安心してダイビングを楽しめます。とはいえ、BCDやレギュレーター、フィン、ウェットスーツなどをすべて詰め込めば、かなりの荷物になります。

さらに飛行機を利用するなら、ダイブコンピューターやライトなど、バッテリーを使用する器材の持ち運びにも注意が必要です。

そこで今回は、ダイビング旅行に必要な持ち物をまとめたパッキングチェックリストとともに、器材を上手にパッキングするコツや、飛行機での持ち運び、事前に現地へ送る場合のポイントまでご紹介します。

忘れ物も、持っていきすぎも防いで、身軽に次のダイビング旅行へ出かけましょう!


ダイビング旅行の必須アイテム

ダイビング器材

  • Cカード(PADI eCard/プラスチックカード)
  • マスク
  • スノーケル
  • フィン
  • ブーツ
  • BCD
  • レギュレーター
  • ダイブコンピューター
  • ウェットスーツ/ドライスーツ
  • フード/グローブ(必要に応じて)
  • ウェイトベルト/ウェイトポケット/ウェイトベスト ※必要な場合
  • SMB(シグナルフロート)/リール
  • ダイブライト

器材関連・あると便利なもの

  • マスクの曇り止め
  • メッシュバッグ
  • 器材用ハンガー
  • 予備のマスク/フィンストラップ
  • ダイブコンピューター/ライト等の充電器・ケーブル
  • 予備バッテリー
  • 水中カメラ/ハウジング
  • SDカード
  • カメラ用バッテリー/充電器

ダイビング前後に使うもの

  • 水着
  • ラッシュガード
  • タオル
  • サンダル
  • 帽子
  • サングラス
  • 日焼け止め
  • ウォーターボトル
  • 防寒着/ボートコート
Best Travel Packing List for Divers Graphic

ダイビング器材の運び方

持ち物がそろったら、次は「何に入れて、どう持っていくか」を考えましょう。ダイビング器材はかさばるものが多く、BCDやフィン、ウェットスーツなどをまとめると、それなりの大きさと重さになります。器材をひとまとめにできるダイビング用のバッグやスーツケースを使うと、移動や荷物の管理がしやすくなります。

たとえば、GULLの「ハードシェルスーツケース」は、105Lの大容量で、ウェットスーツから重器材までフル器材を収納できるダイバー向けのスーツケース。縦長のボディでフィンを曲げずに収納でき、普段使っているメッシュバッグごと入れることもできます。

内側には荷崩れを防ぐクロスベルトやポケット付きの間仕切りがあり、細かなアイテムを整理しやすいのもポイント。

飛行機で預けるときは、サイズと重量をチェック

飛行機を利用する場合は、利用する航空会社の受託手荷物・機内持ち込み手荷物のサイズや重量制限も事前に確認しておきましょう。重量オーバーを防ぐためにも、荷造りが終わったら出発前に一度重さを量っておくと安心です。

また、移動中に中の器材が動いたり、外から衝撃が加わったりすることも考えて、器材同士の隙間をウェットスーツや衣類などで埋め、できるだけ動かないようにパッキングするとよいでしょう。

国内のダイビング旅行なら、器材をダイビングショップや宿泊先へ事前に送っておくという選択肢もあります。移動中の荷物を減らしたい場合は、受け取りが可能かを事前に確認したうえで、余裕を持って発送しておきましょう。

全部持っていきたいけど、重すぎる……。何を選ぶ?

せっかくのダイビング旅行なら、使い慣れた自分の器材で潜りたいもの。でも、BCD、レギュレーター、フィン、ウェットスーツ……とすべて詰めていくと、あっという間にスーツケースがいっぱいに。飛行機の重量制限も気になります。

すべてを持っていくのが難しい場合は、「自分のものを使いたい器材」と「現地でレンタルしてもいい器材」に分けて考えてみましょう。

ダイブコンピューター

ダイブコンピューターは、自分のダイビング履歴を継続して記録でき、操作にも慣れているため、できれば持っていきたい器材のひとつです。

SCUBAPRO「Z1」は、ソーラー充電に対応し、定期的なバッテリー交換が不要。充電用のケーブルや充電器を持ち歩く必要がないため、できるだけ荷物をシンプルにしたいダイビング旅行にも便利です。

Bluetoothでスマートフォンと接続すれば、専用アプリでダイブログの確認・管理も可能。旅先でも使いやすいダイブコンピューターです。

マスク

マスクも顔へのフィット感が重要で、比較的コンパクトなので荷物に加えやすいアイテムです。

apolloの「バイオメタルマスク」は、軽量で強度に優れたアルミ合金削り出しフレームを採用し、本体重量は約190g。

さらに、顔へのフィット感や用途に合わせて3種類のフランジから選べるのも特徴。コンパクトに持ち運べるマスクだからこそ、自分の顔にしっかりフィットする使い慣れたものを旅先にも持っていきましょう。

レギュレーター

レギュレーターはある程度の重量はありますが、直接口にくわえ、呼吸するための大切な器材。くわえ心地や呼吸感など、使い慣れた自分のレギュレーターを旅先でも使いたいという人は、持っていく器材のひとつとして検討してみてもいいでしょう。

Bismの「Beans 2」は、スウィングヘッドを採用し、ホースから受ける抵抗を軽減して快適なくわえ心地をキープ。さらに、流量調整機構「F.C.V.」を搭載し、自分に合った吸気感に調整できるのも特徴です。

一方、BCDやウェットスーツ、フィンなどは荷物の中でも比較的スペースを取ります。現地のダイビングショップでレンタルできる場合は、必要に応じて借りることで荷物を減らすこともできます。

「全部持っていく」か「全部レンタルする」かの二択ではなく、旅先や移動手段、自分が器材に求めるものに合わせて、マイ器材とレンタルを上手に組み合わせるのもダイビング旅行を身軽にする方法のひとつです。

飛行機での持ち運びに気をつけたいダイビング器材

ダイビング器材の中には、飛行機で移動する際や、事前に荷物を送る際に注意が必要なものがあります。特に、ダイブコンピューターやダイブライトなど、バッテリーを使用する器材を持っていく場合は、出発前に確認しておきましょう。

ダイブコンピューター

ダイブコンピューターには、電池交換式やUSBなどによる充電式、ソーラー充電式など、さまざまなタイプがあります。いずれのタイプも精密機器のため、衝撃や紛失などのリスクを考えると、ケースなどで保護したうえで機内持ち込み手荷物に入れておくと安心です。

ダイブライト

ダイブライトも、飛行機での取り扱いに注意したい器材のひとつです。電池で作動する水中ライトは、輸送中に誤ってスイッチが入り発熱することを防ぐため、電池は抜いておきましょう。また、取り外したリチウム電池や予備のリチウム電池は、受託手荷物に入れず、機内持ち込みにしておくと安心です。端子部分をテープで保護したり、個別のケースや袋に入れたりするなど、ショートを防ぐ対策もしておきましょう。

カメラ

カメラ本体も、紛失や破損のリスクを考えると、ケースなどで保護して機内持ち込み手荷物に入れておくと安心です。水中撮影用のハウジングやアクセサリー類も忘れずに。出発前には、カメラ本体だけでなく、バッテリー、充電器、SDカードなど撮影に必要なものをまとめてチェックしておきましょう。


器材を守るパッキングのコツ

ダイビング器材をスーツケースに詰めるときは、ただ隙間なく詰めるのではなく、壊れやすい器材を外からの衝撃から守るように配置するのがポイントです。まず、フィンをスーツケースの両サイドに沿わせるように入れ、BCDなどの大きな器材を中央へ。フィンやBCDを外側のクッションとして使い、その内側にレギュレーターやマスクなど、衝撃から守りたい器材を収納していきます。

レギュレーターは専用バッグ、マスクはケースに入れ、さらに衣類やタオルなどを周囲に詰めて、中で動かないようにしておくと安心です。ウェットスーツも、器材を守るクッションとして活用できます。最後に衣類やタオルなどで空いているスペースを埋め、スーツケースの中で器材が動かない状態にします。

パッキングが終わったら、スーツケースを軽く揺らしてみるのもひとつの方法。中からガタガタと音がするようなら、器材が動いている可能性があります。もう一度開けて隙間を埋めてから出発しましょう。


準備を整えて、ダイビング旅行を楽しもう!

ダイビング旅行を思いきり楽しむためにも、出発前の準備は大切です。必要な器材をチェックして、持ち運び方やパッキングにも少し気を配っておけば、現地に着いてからもスムーズにダイビングを始められます。

行き先や季節、ダイビングスタイルによって必要なものは変わるので、今回のチェックリストをベースに、自分に必要なアイテムを確認してみてください。


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