文:Szelynn Lim

ケガ・病気など家庭・職場・学校等の日常生活において、大切な人に何かがあった場合、救急隊が到着するまでの間に対応する事できるスキルを身に着ける事ができる「EFRコース(エマージェンシー・ファースト・レスポンス)」で救命救急のスキルを身につけましょう。

 

私たち一人一人が救命救急ケアのスキルを習得しておく必要性

新型コロナウィルス感染症の蔓延は、交通事故や自然災害に加えて「現代災害」として私たちの生活に大きな影響を与えています。特に医療現場におけるひっ迫は、救急隊の到着の遅れや搬送先が見つからないなど、新型コロナウィルス感染者のみならず、その他の様々な救急救命ケアを必要とする人たちにとても厳しい現実を突きつけています。

もし身近で万が一のことが発生し、いつ救急隊が到着するのか分からない不安の中において、より早い対応がその状況の悪化を最小限にとどめ、患者となった大切な家族や友人の命を救い、回復の可能性をより高めることができるスキルを身に着けておくことはとても大切なことです。

救命救急ケアのスキルを習得するには

PADIのダイビングショップでは、「EFRコース(エマージェンシー・ファースト・レスポンス)」を随時開催しており、実践形式でレクチャーし、コース修了後は、あなたの家族・友人・同僚がケガをしたり、病気で倒れてしまった場合に備えて、あなたがその場で適切に対処できる救命救急のスキルを身に着けることができるようになります。

「EFRコース(エマージェンシー・ファースト・レスポンス)」は、「誰でも簡単に行える救急救命法を学ぶコース」という位置づけで、「心停止など生命にかかわる緊急時のケア」と、「即座に生命にかかわらないケガや病気のケア」の二通りについての適切な対処法を学ぶ事が出来ます。

 

また、何年も前にCPR(心肺蘇生法)のスキルを習得している方も少なくないと思いますが、AEDの使い方やCPR(心肺蘇生法)の手順など、救命スキルは日々アップデートされており、より実践的になってきています。自信を持ってケアができるよう、前回の講習から2年以上空いている方は、経験や自信を取り戻すために、「EFR(エマージェンシー・ファースト・レスポンス)」のリフレッシュコースを受けることをお勧めします。

ひとりでも多くの人が学べば、助かる命は増える

PADIダイビングショップで開催される「EFRコース(エマージェンシー・ファースト・レスポンス・コース)」は、現在のコロナ禍に配慮して感染防止対策や衛生面と安全面に配慮して開催されています。例えば、開催時には少人数制で実施し、一人につき一つの練習用マネキンを使用し、消毒や除菌などの新型コロナウィルス対策のガイドラインに従い開催しています。

尚、本コースを受講に関する参加年齢制限はありません。つまりあなたの家族やお子様、友人全てがこのスキルを習得している「エマージェンシー・ファースト・レスポンダ―(救命救急スキルを身に着けている人))になる事が出来ます。ひとりでも多くの人がこのスキルを習得していれば、さらに多くの人々へ救命の手を差し伸べることができるようになると同時に、もしかしたらあなたが倒れてしまった際に、即助けの手を差し伸べてくれることになるかもしれません。

 

「EFRコース(エマージェンシー・ファースト・レスポンス・コース)」は、最新の医学的基盤に基づいた信頼性の高いプログラムで、世界中のさまざまな機関から承認されています。

 

是非お近くのPADIダイビングショップで「EFRコース(エマージェンシー・ファースト・レスポンス・コース)」に関してお問い合わせください。

エマージェンシー・ファースト・レスポンス(EFR)プログラムの詳細はこちら

 

EFRプログラムは、全国のPADIショップで受講が可能です。

https://www.padi.co.jp/scuba-diving/dive-shop-locator/

 

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