PADIディスカバー・スクーバ・ダイビングの体験でダイビングの魅力に気付き、次のステップをどうするか悩んでいるそんなあなたへ。


ディスカバー・スクーバ・ダイビングの次のステップはオープン・ウォーター・ダイバー

ダイビングを続けたいのであれば、一般的に“ダイビング・ライセンス・カード”と呼ばれる「Cカード(ダイビングの認定証)」取得がおすすめです!最初のレベルのPADIオープン・ウォーター・ダイバー・コースを修了するとバディと一緒に最大水深18mまで潜ることができるようになります。PADIオープン・ウォーター・ダイバーとして認定されることはつまり、これからの生涯を通して世界中の海を冒険できる切符を手に入れるということと言っても過言ではありません。

オープン・ウォーター・ダイバー・コースは、知識開発(学科講習)、限定水域(プール・浅瀬)講習、海洋実習(オープン・ウォーター・ダイブ)の3つの要素で構成されています。ディスカバー・スクーバ・ダイビングの実施方法によっては、オープン・ウォーター・ダイバー・コースの講習の一部が免除される場合があります。


ディスカバー・スクーバ・ダイビング・プログラムをオープン・ウォーター・ダイバー・コースのクレジットとして活用する方法

まだディスカバー・スクーバ・ダイビングのプログラムを受けていないけれど、将来的にCカードを取得したいと考えている場合は、ディスカバー・スクーバ・ダイビングを予約する際に、インストラクターにその旨をはっきりと伝えましょう。ディスカバー・スクーバ・ダイビングの経験をオープン・ウォーター・ダイバー・コース講習の一部として扱うことで、オープン・ウォーター・ダイバー・コースの時間と、費用を抑えることができます。

オープン・ウォーター・ダイバー・コースと同様に、ディスカバー・スクーバ・ダイビングも基本的な知識やスキルを理解した後、プールや穏やかな浅瀬などの「限定水域」で練習し、海洋でのダイビング行います。
もしあなたが今後12ヶ月以内にオープン・ウォーター・ダイバー・コースを受講する予定があることをインストラクターが知っていれば、あなたのディスカバー・スクーバ・ダイビングを通して経験した限定水域ダイビングとオープン・ウォーター・ダイビングをオープン・ウォーター・ダイバー・コースでの限定水域ダイブ#1とオープン・ウォーター・ダイブ#1としてカウントできるようにすることができます。
つまり、本来オープン・ウォーター認定を受けるためには、5回の限定水域でのダイビングと4回のオープン・ウォーター・ダイブを完了する必要がありますが、4回の限定水域でのダイビングと3回のオープン・ウォーター・ダイブを行うだけでよいということです。

ディスカバー・スクーバ・ダイビングでは、限定水域で以下のスキルを完了する必要があります。

- 浅い水域で、パワー・インフレーターを使ってBCDに空気を出し入れする。

– 息を止めずに、自然に息を吸ったり吐いたりして圧縮空気を呼吸する。

– レギュレーターをクリアし、呼吸を再開する。

– レギュレーターをリカバリーする。

– 下半分だけ水を入れたマスクをクリアする。

– 圧平衡(耳抜き)の練習

ディスカバー・スクーバ・ダイビングの限定水域でのダイビングをオープン・ウォーター・ダイバー・コースにカウントするためには、これらの追加スキルを完了する必要があります。

– 手助けしてもらいながらスクーバダイビング器材を装着し、調整する。

– バディと一緒にプレダイブ・セーフティ・チェック(ダイビング前の安全チェック)を行う。

– 他のダイバーの予備の空気源から30秒間以上呼吸する。

– 耳とマスクを圧平衡しながら、コントロールされた速度で足がつかない水中に潜降する。

– スクーバ器材を装着し、方向と深度の両方をコントロールしながら泳ぐ。

– 残圧計を手にとって目盛りを読み、ゲージのレッドゾーンを見て、および/またはあらかじめ打ち合わせておいた残圧限界に基づいて、残圧が十分か少ないかを合図する。

– ハンドシグナルを理解してデモンストレーションする。

– 適切なテクニックを使って浮上する。

– バディの手の届く範囲内にいる。

– 水面に浮いて、顔を下にして泳ぎながらスノーケルまたはレギュレーターで呼吸する。

–  浮上後、マスクは装着したままレギュレーターから呼吸しながら、パワー・インフレーターを使って浮力を確保する。

– BCDから空気を抜き、それからプラス浮力になるまでオーラルで膨らませる。

たくさんあるように聞こえるかもしれませんが、実際にはすべて簡単に流れていきます。ディスカバー・スクーバ・ダイビングを体験している間、無理なく上記の追加スキルの多くを実施することができます。


インストラクターに予定を伝える

もしあなたが、ディスカバー・スクーバ・ダイビング・プログラムを修了する時とは別のインストラクター、または別のダイブセンターでオープン・ウォーター・ダイバー・コースを受講する予定である場合、ディスカバー・スクーバ・ダイビングを担当するインストラクターに、あなたがオープン・ウォーター・ダイバー・コースの最初のセッションを完了済みとするために必要な追加スキルを修了したと記録してもらうことが重要です。

インストラクターは、ディスカバー・スクーバ・ダイビング・ログブックのログ(ダイビングの記録)ページを使って、あなたの経験を記録してくれます。
このページには、あなたが限定水域ダイブと、オープン・ウォーター・ダイブを行った場合は限定水域ダイブ#1およびオープン・ウォーター・ダイブ#1を完了したことをコメント欄に書き込むスペースがあります。 
または、インストラクターがPADIオープンウォーターコースの書類を用意し、あなたが限定水域ダイブ#1およびオープン・ウォーター・ダイブ#1を修了したことをサインすることもできます。 この書類は必ず大切に保管し、オープンウォーターコースのインストラクターに渡してください。


オープンウォーター・ダイバー・コースの受講期限は1年です

PADIディスカバー・スクーバ・ダイビングの体験に参加した日をメモしておいてください。あなたの限定水域とオープン・ウォーター・ダイブのクレジットが有効である期限は1年です。ディスカバー・スクーバ・ダイビングを修了してから1年以上経ってからオープン・ウォーター・ダイバー・コースを開始する場合、限定水域ダイブ#1とオープン・ウォーター・ダイブ#1を再度行う必要があります。


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